毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送ほか)。8月25日の放送では、星野さんが将来について悩むリスナーにアドバイスをおくり、話題となりました。
(画像:時事)
■18歳リスナーからの真剣な質問…星野「ありがとうね、こんないい質問」
今夜の #星野源ANN では、重大なお知らせが!
来週、再来週は久しぶりの生放送!
9/1は、ゲストに米津玄師さんが登場!
そして9/8は 『#MIU404』 脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんが登場します!↓今夜の放送はこちらhttps://t.co/dscPUmJwZ9 pic.twitter.com/s6hWJocwL3
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) August 25, 2020
今週の放送では、リスナーから「星野さんへの質問」を募集していました。
その中の1つに、「自分の将来について悩んでいます。周りの友達は、将来の夢や、やりたいことが中学生ぐらいから決まっていました。将来についてさえ決められない自分に、劣等感を感じています」と、18歳のリスナーからお悩みメールが。
メールの最後は「将来について考える際、大切なことがありましたら教えて頂きたいです」と締めくくられており、星野さんは「ありがとうね、こんないい質問。真剣な質問をありがとう」と感謝を述べました。
■星野「この職業になりたいって頑張った記憶が、あんまりない」
リスナーの悩みについて、「うーん」と考えながら「自分が、能動的に『この職業になりたい』って頑張った記憶が、あんまりないんですよ」とコメントした星野さん。
演劇は、中学生の時に友達に誘われて、音楽は、周りが楽器をはじめたのを見て焦りを感じ、家にあった楽器を手に取った事が始まりだと語ります。
そこから、大学受験の失敗を機に「今までなんとなくやってきたこと以外、俺もう出来ないかもしれない」と考えたのが、音楽とお芝居だったそう。
そのため、周囲と比べて劣等感を感じてしまうというリスナーに、星野さんは「(劣等感は)1ミリも感じなくていいです。俺だって、将来について決めてないもん」とフォロー。
続けて「(この職業についた)立派な理由なんてない」としたうえで、「自分の心が勝手に動くようなところっていうのを、見つめてみればいいんじゃないかなあ」「左脳で自分の将来を決めるんじゃなくて、今、何がしたいのかを、右脳で感じていくっていうのが、すごくいいんじゃないかな」と、アドバイスをおくりました。
■将来の決め方に「心が軽くなった」の声
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「左脳じゃなくて右脳で決める 考えすぎて踏み出せないことが多いから、心が軽くなった」「左脳ではなく、今何がやりたいのかを右脳で感じる、か。これから同じような壁にぶつかったらこの言葉を思い出そう。源さんのお悩み相談室っていうコーナー作って欲しい笑」「源ちゃんの答え、すごく素敵だ」などの声が上がりました。
悩んでいるリスナーの立場に寄り添い、アドバイスをおくってくれた星野さん。星野さんの言葉を聞いて、何かヒントを貰えたというリスナーも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20200826010000
(文:藤峰あき)