8月16日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)には、音楽ユニット・YOASOBIが登場。デビュー曲「夜に駆ける」の制作秘話を明かし話題を集めました。
■Ayase「カラオケ屋さんに行って…」大ヒット『夜に駆ける』制作秘話を明かす!
#関ジャム ありがとうございました!いかがでしたか?
YOASOBI気になっていただいたあなた、ぜひ一曲聴いていただけたら嬉しいです。https://t.co/EAiUPqE74j
収録後にフワちゃんが「写真撮ろ〜!」と声かけてくれました🔥本当にありがとうございました!(関ジャニ∞さんとぜひ紅白でお会いしたい⚡️) pic.twitter.com/6bTsISX0JB— YOASOBI (@YOASOBI_staff) August 16, 2020
今回は、ボーカロイドプロデューサーのAyaseさんとシンガーソングライターのikura(幾田りら)さんによる音楽ユニット・YOASOBIがスタジオに登場。
YOASOBIの楽曲制作の特徴について作曲家のAyaseさんは「僕がボカロPなので、初音ミクで楽曲を作るのをずっとやっているのでYOASOBIでも特に何の疑問もなくというか…。変わらずミクで作ったものをちょっとこれ歌ってみてっていう風にやっている感じですね」とコメント。
ここで、関ジャニ∞・安田章大さんは「全部打ち込み(=PCで一音一音マウスで譜面に起こすこと)作ってるんですか?」とAyaseさんに質問すると、Ayaseさんは「そうです。完全に打ち込みで、パソコンで作ってます」と返答します。
また、安田さんが「生楽器とか全く入れてなくっていう感じなんですか?」と疑問をぶつけると、Ayaseさんは「生楽器はギターだけ入れてるんですけど」ということを明かしました。
続けて、Ayaseさんは「特に『夜に駆ける』なんかは、去年、1年前くらいに作ったんですけど、カラオケ屋さんに行ってフリータイムでとって、ギター持ってきて、友達に弾いてもらって…。お金がないんで、スタジオとかに入るお金がないんで」と意外な楽曲制作秘話を明かします。
Ayaseさんによると、自宅ではなくてカラオケを使ったのは大きい音を鳴らしてもいいように配慮したそう。
■YOASOBIの今後の目標とは?
また、ボーカルのikuraさんは「やっぱり、結構フラットなものが届くので、自分が小説を読んで主人公の気持ちとかを音にのせて、息を吹き込んでいくっていうような作業」と歌う上でのこだわりを語ります。
今回は、特別にデモ音源とikuraさんが歌に命を吹き込んだ完成版の2つを聴き比べてみることになり、ikuraさんが歌う完成版を改めて聴いた安田さんは「声に惚れるってこういうことですかね。最高っすね、もう『あぁっ!』ってなる。『あぁっ』て俺の感想ですね、ごめんなさい」とikuraさんの歌声を絶賛しました。
最後、村上信五さんからYOASOBIとしての今後の目標を問われたAyaseさんは「今後の目標は武道館とか『紅白歌合戦』もちろんのようにあります」とコメント。すると、村上さんは「じゃあ〜『紅白』で会いましょうね」と先輩風を吹かせて笑い誘いました。
今回の放送について、ネット上では「あえてのっぺり作ったミクちゃんの歌声にあれだけ感情を乗せてくるってYOASOBIのikuraさんすごいな!これだけ感情表現できてんのかな僕。すごい!」「夜に駆けるの唯一の生楽器のギターが、スタジオ代を節約するためにカラオケフリーでパソコンとギター持って行って収録した裏話ヤバすぎだしめっちゃ身近に感じた」などのコメントが上がっています。
お金がなかったのでカラオケで収録したという「夜に駆ける」の楽曲制作の裏話を知って、驚いた人も多かったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)