スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。8月16日は、弾き語り満載の放送が話題となりました。
■草野マサムネ、愛用ギター"ぞうさん"をフル活用して弾き語り
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は「コード進行を学んだ曲たちで漫遊記🎶」
マサムネさん愛用ギターぞうさん(#ZO3🎸)フル活用で、スピッツ曲のコード進行とともにご案内🤗
是非、楽器をお持ちになってご参加下さい👍#tokyofm #radiko https://t.co/6xz2KeX0au— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) August 16, 2020
今回は【コード進行を学んだ曲たちで漫遊記】と題し、草野さんが曲を作り始めた10代の頃にコード進行を参考にした曲が紹介されました。
曲の紹介に入る前に「でも俺ね、ちゃんと音楽理論は学んだりはしてないので、かなり自己流な解釈にはなりますが、まぁこれからね、曲を作ってみようという方にも参考にしてもらえるように出来るだけ分かり易く漫遊していきます」と話していた草野さん。
愛用のギター"ぞうさん"(ZO-3)をフル活用し、弾き語りも交えて、宣言通り分かり易く解説されます。
コードが段々と降りてくる"カノン進行"の説明の際に西城秀樹さんの『ブルースカイ・ブルー』とスピッツの『スピカ』を弾き語りしました。
そして『ブルースカイ ブルー』を「これはスピッツの全てのカノン進行の曲のルーツとも言えると思います」と紹介します。音楽プロデューサー・亀田誠治さんが名付けたという"小悪魔コード進行"の説明の際には、まず、スピッツの『コメット』を紹介。
その後、Riotの『Warrior』を弾き語りします。
そして「カノン進行と同じで切なさ効果もありますが、平成以降のヒット曲は、このコード進行をエッセンス的に加えてある曲が多いかな」と言って、弾き語りしたのは、平井堅さんの『瞳をとじて』でした。
そんな風に、コード進行の説明では、紹介する曲とそのコード進行を用いたスピッツの曲を草野さんがそれぞれ弾き語りするという形で番組は進んでいきました。
■草野マサムネ、スピッツ結成前に『イケメンボーカリスト』のバンドに加入する計画があったことを明かした!
途中、リスナーからのメッセージを紹介します。
「マサムネさんは一員になりたかった憧れのグループはありますか?」という質問に、草野さんは「一員になりたいと思ったことは、あんまりないかもしれないですけども、カリスマボーカリストを擁しているバンドのギターを弾くという憧れはありましたね」と回答。
続けて「だからスピッツつくる前に雑誌のメンバー募集に応募したこととかあります」と驚きの告白をします。とはいえ「ほとんど返事ありませんでしたけれどもね。なんか門前払いという感じで」と、結成までは至らなかったそう。
さらに「あとね、スピッツ結成のちょい前に結構イケメンのボーカリストの知り合いがいたんですけども、彼のバックでギター弾こうというか、彼のバンドでギターとして入ろうみたいな話がちょっとあったんですけど、それも立ち消えになりましたね」と、こぼれ話も。
「だからカッコイイボーカルのいるバンドの一員になりたかったね」とスピッツを組む前に抱いていた憧れを明かしました。
■弾き語り満載の放送にファン「金とれる回」「贅沢な時間」
弾き語り満載の今回の放送に、ファンは「めっちゃ歌ってたね、金取れる回だった笑」「歌に聞き入ってしまって解説が頭に入りません」「放心してたら終わってた」「ギターと歌満載のめちゃめちゃ贅沢な1時間で楽しかった」などとネット上でコメントをあげていました。
草野さんの弾き語りを沢山聴くことができたとても貴重な回でしたね。ギターのことがあまりよく分からない人でも、草野さんの丁寧な説明で理解できたのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20200816210000
(文:ジョブリナ)