7月18日午後2時から約9時間半にわたって生放送された音楽特番「音楽の日2020」(TBS 系)。この中で、6月に手越祐也さんがジャニーズ事務所を退所し3人となったNEWSが、初めてパフォーマンスを披露し、力強く新しい一歩を踏み出す姿に感動が広がりました。
■NEWS3人で初パフォーマンス
#音楽の日 生放送で日本に元気をお届け中♪☻✌
Twitterリアルタイム実況で
TVの前で一緒に盛り上がろう!🤟💫このあとは…#NEWS が登場!💜💛💚
熱い歌声で皆に元気を届けます♫🥰#TBS pic.twitter.com/sU1Q7yAKqM— 音楽の日2020 (@TBS_awards) July 18, 2020
5月下旬から活動自粛となっていた手越さんが6月19日付で退所し、NEWSは増田貴久さん・小山慶一郎さん・加藤シゲアキさんの3人で再出発することに。この番組が、3人での初めてのパフォーマンスとなるため、大きな注目が集まりました。
退所発表の前日に配信された無観客の有料配信ライブ「Johnny’s World Happy LIVE with YOU」では、ソロ曲を含む6曲を3人で披露し、ラストの「U R not alone」では、手越さんが歌う大サビ部分を"誰も歌わない"選択をし、大きな反響を呼びました。
そして今回、3人が再出発に選んだ曲は、NEWS15周年にリリースした「生きろ」。
2018年8月、メンバーの活動自粛など不安に包まれた中でようやく開催にこぎつけた「味の素スタジアム」での15周年ライブで、ラストに全身全霊、渾身の力を振り絞って歌い上げた、メンバーにもファンにも忘れられない大切な曲です。
■『音楽の日』大サビで魅せた3人の意思
やはり注目されたのは大サビ。
NEWSの楽曲は「テゴマス」と呼ばれる手越さんと増田さんの圧倒的な歌唱力を前提に作られているため、これまで2人で繋いでいた大サビを増田さん1人で歌うのは負担が大きいもの。
三角形に立つ3人、大サビを増田さんが歌い始めると、増田さんに体を向けてじっと見守る小山さんと加藤さんの姿に、ネット上では「まっすーを見つめる2人も最高でした」「こやしげの背中どちゃくそかっこいい」と胸が熱くなる光景に感動したファンが続出。
そして、見事に大サビを歌い切ろうという瞬間、いつもは必死の形相で熱唱する増田さんが、2人を視界に入れながら優しく微笑みを浮かべました。
ファンからは「この振り絞るパートでまっすーのこういう笑顔は見たことない」「ここのまっすーの笑顔で涙腺崩壊した」などの声が。感涙した人が多かったようです。
また「増田さんが2人の方を見て頷いてる感じが、意志の強さと3人の気持ちの強さを感じた」など、Twitterでは「#NEWS」「#生きろ」「まっすー」が深夜までトレンドを賑わせました。
■手越祐也との絆に「涙腺崩壊」の声
しかし、やはり手越さんの存在も大きいようで、ネットでは手越さんの話題も。
サビの部分で、スタジオ全体がピンク色の照明に包まれる中、天井から黄(増田さん)・緑(加藤さん)・紫(小山さん)のライトが射し込む演出が。
これに、ファンは「上の光が3人、ピンクが手越。3人は手越を見守って、自分たちは3人でまた歩み始めるって言う意味がこもってるのかな」「意図的な気がしちゃったよね。NEWSはそういうことするからなぁ」などと反応。3人の意思の強さ、そして手越さんとの絆を感じた人が多かったようです。
また、2番の増田さんソロにこれまで手越さんがハモりを入れていた部分で、今回も手越さんのハモリが聞こえたというコメントも多数ありました。
「何回聞いても手越さんの上ハモが聞こえる(; ;)気のせいかな...(; ;)」「テゴマスでハモってるように聞こえちゃう・・・ついに私の耳おかしくなった??」など、真偽のほどは分かりませんが、手越さんの歌声が耳に残っている人も多いのでしょうね。
■NEWSファンが前向きになれた日…MC中居正広も「安心しました」
今年も中居正広さんがMCを務めましたが、3人のパフォーマンスを見届けた後、大きく頷きながら「安心しました。NEWSの皆さんは新しい一歩を踏み出しました」と力強い言葉を後輩に贈りました。
ネット上では「中居くん、優しい言葉をかけてくれてありがとうございます。NEWSファンも同じ気持ちです」という声も。ファンにとっても心強い励ましになったようです。
あまりに突然の出来事で、まだまだ気持ちの整理がつかず、抱える感情もひとりひとり違うことでしょうが、今回のパフォーマンスは、NEWSの3人にとっても大きな一歩だったことは間違いありません。
そんな彼らには「ついて行きたい」「応援したい」と感じられる強さがあり、今回のパフォーマンスがファンにとっても、前へ進むきっかけになったようです。これからのNEWSにも期待したいですね。
(文:アイドル担当ライター このはな)