スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。7月12日の放送では、草野さんが例え50代になって初めて聴いていたとしても、ハマっていただろうと思う音楽が紹介されました。
■「オレには嫌われますよ」草野マサムネ、『自転車のブレーキ音』に不満爆発!?
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は【スピリットで漫遊記】
レッド・ツェッペリンと争っているイメージで有名なバンド⚡️
「知名度が不当に低いのでは⁉️」と物申したい⁉️スピリット・ファン歴数十年の草野マサムネの選曲でご案内🤩#tokyofm #radiko https://t.co/nUm6FBVJGo— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) July 12, 2020
番組冒頭、草野さんは、コロナ禍の影響で移動するにあたり、密を避けるためか、街に自転車が増えているという話をし始めます。
そして「この間、歩道を歩いていたら、後ろから『キキーッ』っていう自転車のブレーキ音、耳をつんざくようなブレーキ音で『どけどけ~』っていう意思表示されてる方がいらっしゃったんですけども…あれねぇ、ちょっとやぁね」と、不快なことがあったことを告白しました。
さらに「普通にベルを鳴らしたり『ちょっとすみませ~ん』ぐらい言えないの?ってちょっと思っちゃうんですけどね」と不満をぶちまけます。
最後は「なので、キーキー音鳴らして歩行者にプレッシャーをかける人、少なくともオレには嫌われますよ、とココで…屁でもないかもしれないですけど」と言うと「自転車に乗る方、オレもたまに乗りますけども、思いやりを持って安全運転で行きたいと思います」と注意喚起してこの話を締めていました。
■ 草野マサムネが高校時代に行った家電屋を明かす…?
今回は【スピリットで漫遊記】と題し、草野さんが高校生のときからファンだという、アメリカのロックバンド「スピリット」の曲が紹介されていきました。
草野さんは、このバンドを知ったきっかけについて「高校生のときに福岡天神にあります『ベスト電器』という家電屋さんの中に輸入盤コーナーがありまして、そこでとってもサイケデリックなジャケットに惹かれて買ったら音楽にもドハマりしてしまった」と明かします。
また「その後、中古レコード店、福岡の『田口商店』というお店があるんですけど、他のアルバムも手に入れて、ハマって聴いたのはファーストから4枚目までの4作品ですね、オレは」と詳しく紹介。
さらに「とっても素敵なメロディーなんですが」と言って、そのメロディーをギターで弾き語りして解説する場面があるなど、スピリットの4枚目のアルバムについて「めちゃめちゃ聴いたので、カセットに入れて外でもウォークマンでいつも聴いてたし、かなり影響を受けてるかもしれない」とコメントするなど、随所から草野さんのスピリット愛溢れる今回の放送となりました。
■スピリットの楽曲と草野マサムネの熱い解説にリスナー「沁みた」の声
スピリットの曲の紹介を終え、草野さんは「思春期に出会ったっていうのが大きいんですけどもね、こんだけハマってるっていうのは…。でも50代になって初めて聴いていたとしても、多分オレ、ハマっていただろうなっていう音楽です」と言うと「匂いとか、味とかと一緒で、もともと持っている好みの傾向というのが誰でもあると思うんですけども、それに合致しているという感じかな」と、スピリットの音楽を本能的に惹かれていたと言う草野さん。
最後は「カッコよすぎないってところが、オレの好みに合ってるかな」と、まとめて今回の漫遊を終えていました。
今回の放送にリスナーは、ネット上で「スピリットで漫遊記、良かった!マサムネさんの弾き語りや思い出の話もなんか沁みたな」「マサムネさんの解説とSPIRITの音楽が絶妙に心に沁みた。ハマってしまいました」「とっても素敵なメロディーなんですがってギター弾き語りしてるマサムネさんがとっても素敵」などと反応。
草野さんの熱い解説で紹介されたスピリット曲や添えられたエピソードが心に沁みたというリスナーが多かったようです。また今回も弾き語りにやられたという声が複数あがっていました。
スピリットの楽曲を「50代になって初めて聴いていたとしても…」という話から、音楽の好みをサラリと語る最後まで、とても興味深かったですね。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20200712210000
(文:ジョブリナ)