毎週月曜日深夜1時から放送のラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送ほか)。6月15日の放送では、菅田さんに思わぬ大出費があったことを報告し、話題となりました。
(画像:時事通信フォト)
■菅田将暉、自宅のトイレが流れない…原因は?
菅田将暉のオールナイトニッポン、今週もありがとうございました!
番組アカウントは、バリ島よりリスナーの笑顔が大切だと思ってます。【radikoタイムフリー】https://t.co/uxlwAxlg8e#菅田将暉ANN
— 菅田将暉のオールナイトニッポン (@AnnSudamasaki) June 15, 2020
先週の放送で、自宅のトイレが流れなくなったと報告していた菅田さん。どうやら、人間ドックを受ける際に使用した検尿カップを、寝ぼけてトイレに流してしまった可能性があるとのことで、自身ではこれが原因と推測しているようです。
そこで今週は、水道業者に連絡をし、修理してもらおうと決意。すぐ直ると思いきや、トイレごと取り外すという、意外と大掛かりな工事になってしまいます。
この時点で、水道業者が提示してくれた金額は3万円。先週、リスナーから「費用の相場は2~3万円」と聞いていたこともあり、菅田さんは快諾したそうです。
■突然の大手術…面白すぎる一人芝居"菅田将暉劇場"披露
しかし、トイレを外しても詰まりの原因は見つからず。意気揚々と作業してくれていた水道業者も、落胆してしまったそうです。
すると菅田さんは、水道業者を「医者」、トイレを「患者」に例え、ドラマでよく見るような光景を再現。「至る所に(検尿カップが)転移されてた場合、もう助かりません」「先生、どうにかならないですか?」などと感情を込めて一人二役を演じ、周囲を笑わせます。
また、工事には、ドリルのような工具も使用されたとのことで、「ドュュュュル」「クゥュィーン」などの擬音を使いながら、当時の状況をドラマチックに再現する菅田さん。
ここで直らなければ、マンション中の水道を止めてしまうかもしれないという緊張感、水道業者の言葉、自身の心境を、細かく巧みに描写する"菅田将暉劇場"に、リスナーも一緒になって興奮が高まります。
結果、詰まりの原因を発見し、無事にトイレは開通したそう。菅田さんも「先生!ありがとうございます!」「本当に、抱きしめたいぐらいのね、気持ち」と、嬉しそうに振り返りました。
■菅田将暉、27万円のトイレ事情「誰にキレたらいいん?」
ここで、いよいよ請求の時。料金説明はちゃんと事前に説明があったとのことで、水道業者に多大なる感謝をしながら、工事の見積書を待ちます。
すると、今回の費用は、全て込みで27万円とのこと。菅田さんの口から飛び出した、思わぬ金額にスタッフも驚愕し、菅田さんも大笑いしながら「これ俺、誰にキレたらいいん?!…俺か」と自虐し、周囲を笑わせました。
その後、リスナーから「菅田将暉主演映画『検尿カップを落としただけなのに』」と、映画「スマホを落としただけなのに」をモジってイジられる菅田さん。
さらに「27万円で何が出来るか調べてみた所、バリ島に4泊5日の旅行に行けるそうです」との報告もあり、菅田さんは「バリ、4泊5日行けるの!?マジ!?」と驚きつつ、どこにもぶつけることの出来ない怒りから「なんか、バリ嫌いになってきた」とコメントし、スタッフを笑わせました。
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「深夜にトイレ詰まりの大作業を外科物のオペのごとく面白おかしく話すアカデミー主演男優賞俳優。なにやってんの菅田くん(褒めてる)」「しゃべくり上手いからマジで脳内では短編映画見てた気分」「表現力凄いなぁ。やりとりが目に浮かんでくる笑」などの声が上がりました。
気がつけば、どんどん引き込まれていくほど魅力的だった菅田さんの語り口調。表現力、語り方、例え方、全てが最高のトークだったと感じたリスナーも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
菅田将暉のオールナイトニッポン
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20200616010000
(文:藤峰あき)