6月12日放送の「あさイチ」(NHK総合)のプレミアムトークのゲストとして、漫画家の東村アキコさんが登場。東村さんが大ファンの2PM・ジュノさんについて語り話題を集めました。
■東村アキコが「あさイチ」に登場
今回のゲストは「東京タラレバ娘」「偽装不倫」などの作品で知られる漫画家の東村アキコさん。旅行で訪れた韓国に魅了され、K‐POPにハマった東村さんは、男性アイドルグループの2PMの大ファンなのだそう。
そんな東村さんは、2PMのジュノさん主演の映画化を前提に「薔薇とチューリップ」を書き下ろしました。
「薔薇とチューリップ」は2019年に日本で公開。このことについて東村さんは「凄くないですか?私もここまできたかと思ったんですけど、この時は」とコメント。
続けて、東村さんは「本当に大ファンで本当に普通のファンの若い子たちと一緒に並んでコンサートに行って、私も若いファンの子たちの間でも私はいつもいるから知れ渡ってて。『アキコ先生お疲れさまです』みたいな感じで仲よくしてたんですけど、ここまでやっちゃいましたね」と、好きなアイドルが自分の漫画を原作にした映画に出演してくれた喜びを語ります。
この言葉を聞いた博多華丸・大吉の博多大吉さんは「たらればが、過ぎますよ」と東村さんの代表作のタイトルにちなんでツッコミを入れると、東村さんは「公私混同が酷いっていう風に色んな人に言われましたけど」と自虐しました。
■東村アキコ「クールなジュノ君と可愛いジュノ君が見たい」
また、東村さんは「業界全体にジュノのファンがあちこちにいまして、映画会社とか雑誌社とか色んなところにいまして。その人たちが全員で力を合わせてジュノ君で映画を撮れないものかという作戦を数年にわたって練り、それがいけそうだということになった時『アキコ先生描くよね』と言われて。そりゃもう私が描かなくちゃいかんでしょ」と、ジュノさん主演の映画化を前提にした作品を描くに至るまでの経緯を明かします。
映画「薔薇とチューリップ」でジュノさんは、現代アーティストのネロと留学生のデウォンを演じる一人二役に挑戦。そのことについて、博多華丸さんが「どうせだったらということで二役にしたんですか?」と質問します。
すると、東村さんは「クールなジュノ君と可愛いジュノ君が見たいとみんなが言うんですよ。じゃあ両方を入れたろかということで入れたの、大好評それで」と、リクエストに応える形でジュノさんに一人二役演じてもらうことにしたとのこと。
この言葉を聞いた大吉さんが「みんなの思いが結集して作られた」と語りかけると、東村さんは「皆の思いを筆に降ろして漫画を描いた」とコメントしました。
今回の放送について、ネット上では「2PMのジュノさん主演の映画クールと可愛いの二つ見たいオタク心理めちゃくちゃわかる」「あさイチの東村アキコ先生特集めっちゃおもしろかった!! ジュノくんがでかでかと映ってしあわせし~」「ファンはクールなジュノと可愛いジュノ、両方観たいんです、だから両方ぶっ込んだらしい。東村アキコ先生、すごいわオタクの心分かりすぎてる」などのコメントが上がっています。
「クールなジュノ君と可愛いジュノ君が見たい」というリクエストに応えて、ジュノさんに一人二役演じてもらうことにした東村さんは、ファン心理をよく捉えていて感激した人は多いのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)