3月7日放送の「SONGS」(NHK総合)はゆずの二人が登場。北川悠仁さんは代表曲「栄光の架橋」がヒットしたことで、スランプに陥りその苦悩が明かされました。
(画像:EPA=時事)
■大泉洋とゆずが語る「紅白」舞台裏とは?
【必見の同世代トーク】
3/7(土)23:00からは #ゆず が登場
駆け出し時代を過ごした渋谷で、大泉洋との密会が実現!◆紅白経験者の三人が語る舞台裏とは?
◆国立競技場こけら落とし公演の裏話…⁉
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— NHK SONGS (@nhk_songs) March 6, 2020
今回のゲストは、番組の"責任者"・大泉洋さんが2015年の「NHK紅白歌合戦」で審査員を務めた際に挨拶をして面識があるフォークデュオ・ゆず。ただ、大泉さんはそのことをすっかり忘れていたので、岩沢厚治さんは「意外と審査員の方と我々はあんまり会わないですね」と忘れても仕方ないと大泉さんを優しくフォローしました。
大泉さんは審査委員を務めた時のことを振り返り「最高に楽しかった!場転換とかが凄いですね!」と感動を伝えます。
この言葉に北川悠仁さんも「場転換は確かに見ものですね!」と相槌を打つと、大泉さんはステージの場転換が終わってないのに曲紹介を始めることに驚いたことを明かします。
すると、北川さんは「歩きながら曲紹介を聞きながら行くことがある。華やかなステージなのに角でうずくまっている時がある、大道具さん達の動線を邪魔しちゃいけないので…」と、アーティスト視点で「紅白」の裏話についてコメントしました。
■名曲『栄光の架け橋』後のスランプ語る「ノートを広げると大海原に見える」
ゆずの代表曲といえば、2004年のNHK「アテネオリンピック中継」公式テーマソングの「栄光の架橋」。この曲は新国立競技場オープニングイベントでも会場に集まった約6万人の観客と一緒に合唱するなど今でも親しまれています。
番組では、北川さんは「スランプになった時期もあって、『栄光の架橋』が出た後に…。ノートを広げると大海原に見える、そこの中に船を漕ぎ始めるんですけど、一つも島がない」と曲のイメージがわかず苦悩したとのこと。
また、岩沢厚治さんは「ゆずさんに楽曲(依頼をする)という裏側に『栄光の架橋』みたいな曲をみたいなのがあるんですよね」とコメント。
二人は「栄光の架橋」のイメージにとらわれたこともあったそうですが、北川さんは「今は全然とらわれなくなって、趣味・曲書くみたいな、以前の感じにここ何年かで戻ったみたいな」とスランプから脱したそう。
■スランプの苦悩が語られ、ファンから反響
一方で、「ゆず」というグループは知らなくても「栄光の架橋」の曲は知っている人もいて、東日本大震災の時に歌を披露する際、高齢の方などの中には初めは"この人誰?"という雰囲気になったとのこと。
しかし、「栄光の架橋」を歌うとゆずがこの有名な曲を歌っている歌手だとわかり会場の雰囲気は一変。北川さんは「その曲に支えられ、その曲に自分達も励まされて、前に進めた感じはありましたね」と改めて歌の力を実感したと語りました。
ゆずが出演した番組にはネット上で「やっぱゆずは神だ唯一無二」「もう大泉洋✕ゆずトーク最高です!」「ゆず、『栄光の架橋』のあとリリース期間が結構空いたんだよな。それがスランプだったということかね。まあ、ベストアルバムを挟んだのだけど」などのコメントが上がっています。
「栄光の架橋」の成功がプレッシャーになるも、多くの人がこの曲に励まされていると知り前に進んでいけたという北川さんの話が興味深いと感じた人は多いのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)