草彅剛『僕とギターを引き合わせてくれた』恩師・大杉漣との思い出とは?「夢が叶ってよかったね」の声も

投稿日:2019/12/27 12:46 更新日:

12月27日放送の「あさイチ」(NHK総合)のプレミアムトークに草彅剛さんが出演。草彅さんが昨年亡くなった名俳優・大杉漣さんについて語り話題を集めました。

(画像:時事)

草彅剛が語る恩師・大杉漣との思い出とは?

この日のゲスト・草彅剛さんは、昨年2月21日に急逝した大杉漣さんから俳優としてとても大きな影響を受けたのだそう。多くの作品で共演した大杉さんについて「恩師と言える人は他にもたくさんいるんですけど、一番近いところで僕を見守ってくださってる方なのかなと思って」としみじみと思い出を語る草彅さん。

大杉さんから受けた影響は、演技だけではないそうで、草彅さんは「僕、ギター始めて7年ぐらいなんですけど、色んな理由があるんですけど、漣さんと舞台で共演したことがあって。その時に、蓮さんと小澤征悦さんが控え室でギターを弾いていた」ことを明かします。

これは2013年に上演された舞台「二都物語」の話ですが、この時のことについて草彅さんは自分は台詞を覚えるのに必死だったのに対して、2人がギターが弾いていたことに「何て余裕があってかっこいいんだって思って。それから僕もやってみようとかなと思って」と当時の心境を回想。

それがきっかけで、ギターを始めるようになった草彅さんは、ドラマで大杉さんと共演した時の空き時間にはコードなどを教えてもらっていたとのこと。

草彅剛『僕とギターを引き合わせてくれた』大杉漣への感謝の言葉も…

また、草彅さんは「自然なナチュラルな形で僕とギターを引き合わせてくれたって言うか。漣さんがギター弾いて歌ってる姿が素敵だなって思って。なんか僕もそういう風になりたい」と思っていたタイミングで、大杉さんの誘いで斉藤和義さんのライブを鑑賞したということです。

斉藤さんが歌う姿を初めて生で見たという草彅さんは「弾き語りをして歌う人の魅力っていうのにすごく感動を覚えて、僕もいつかギター弾いて人前で歌いたいなって、今年の11月に『草彅剛のはっぴょう会』を開催した」とコメント。

演技だけでなくギターを始めるきっかけを与えてくれた大杉さんについて草彅さんは「すごく感謝しきれないというか、演技もそうなんですけど、なんか歌うこととか、ギターの魅力とか教えていただいたというか。実は漣さんのギターをいただいて、それも使ってこれからどんどん弾いていきたいなって思ってます」と改めて感謝の言葉を伝えました。

大杉隼平も草彅剛に感謝の言葉!「夢が叶ってよかったね」の声も

放送終了後、大杉さんの長男で写真家の大杉隼平さんもTwitterで草彅さんに感謝の言葉を綴っています。

ネットでは、放送を見た人から「つよぽんの大切な人 ギターのきっかけを作ってくれた大杉漣さんそして沢山の共演作私にとっても大切な作品です」「大杉漣さんは色んな人に影響を与えていたんだな。また漣さんの弾き語りが聴きたい。草彅くんとのセッションなんかも。聴きたかったなぁ」「大杉漣さんに連れていってもらった斉藤和義さんのライブでギターの弾き語りに感動。いつかやってみたいと思った剛くん。ギターはっぴょう会でその夢が叶ってよかったね!」などのコメントが上がっています。

大杉さんの話になると草彅さんの表情が引き締まって思い出を噛みしめるように語る姿が印象的だったのではないでしょうか。それだけ草彅さんにとって大杉さんはかけがえのない大切な人だったようですね。

(文:かんだがわのぞみ)

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