12月3日放送の「セブンルール」(関西テレビ・フジテレビ系)に、年間1,000本以上ものお笑いライブを制作する「K-PRO」代表の児島気奈さんに密着。彼女のお笑いにかける情熱が話題を集めました。
お笑いライブ制作会社K-PRO代表・児島に密着
〈K-PRO代表 児島気奈 の #セブンルール〉
1.ケータリングは豪華にする
2.暗い服を着る
3.食事は1日1品
4.右耳でラジオ 左耳で漫才を聴いて作業する
5.最前列には必ずお客さんを座らせる
6.スベった芸人には声をかける
7.すべての芸人を応援する pic.twitter.com/JpwUZ6qDk0— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) December 3, 2019
東京の劇場を拠点に、お笑いのライブ・イベントを制作している会社「K-PRO」代表の児島さんに密着したこの日の放送。
いつも本番前に緊張している芸人たちの姿を見ている児島さんは、彼らが楽屋では少しでもリラックスできるように、「ケータリングは豪華にしている」ことを明かします。
豪華なケータリングについて劇場でネタを披露した芸人たちに尋ねてみると、「モチベーション上がる」など、好評とのこと。
「ボキャブラ天国」(フジテレビ系)に影響を受けてお笑いの世界にのめり込んだ児島さんは、一度は芸人として活動するも挫折。
裏方に徹することを決めた彼女は、22歳だった15年前に「K-PRO」を立ち上げることに。
児島さんは仕事について、「芸人さんたちに夢や希望や未来を感じさせたいっていうのもあって、色んな若手芸人さんにも出てもらいたい」と自身の考えを明かします。
また、黒子に徹するため「暗い服を着る」という児島さんについて、長年、親交のあるアルコ&ピースは「スカート姿は見たことがない。お笑いに抱かれた女」とコメント。
恋愛について児島さんに聞いてみると、「恋愛は全く興味がない。お笑い結婚しているつもりだと自分では思っている」という答えが返ってきました。
『必死で応援するのが裏方』児島の芸人愛に感動の声
児島さんがお笑い界で果たしてくれた役割について、VTRを見ていたオードリー・若林正恭さんは、劇場を持っていない事務所の芸人たちを「児島さんがまとめてくれた」とコメント。
事務所同士にはライバル心があり、なかなか協力がスムーズにいかなかったそう。
しかし児島さんが間に入ってくれたことで、別の事務所の芸人同士が舞台に立つことができるようになったといいます。
一方で、児島さんは新しい取り組みとして、「すべての芸人を応援する」の考えから、どこの事務所にも所属できなかった芸人たちに声をかけ、フリーの芸人を「K-PRO」に所属させるようになったことも明かします。
そのことについて、児島さんは夢を諦めることも必要なこととした上で、「私はやっぱり、まだ、お笑いをやりたいって言ってる人には全力で協力したいというか、必死で応援するのが裏方だと思っています」と、自身の役割について力強い言葉で語り、VTRを締めくくりました。
放送を見た人からは、ネット上で、「ゴッドタンでたまに見かける児島さん、お笑い界を縁の下で支える素晴らしい女性でした」「裏方仕事の真髄をみた気がする。お笑いはやっぱりいい」「K-PRO 児島気奈さんの回がとても良かった」などのコメントが上がっています。
バラエティ番組で見かけることもある児島さんですが、芸人への愛が溢れる彼女の言動は素晴らしかったのではないでしょうか。
番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://tver.jp/episode/65739642
(文:かんだがわのぞみ)