お笑いコンビの霜降り明星とミキの4人がMCを務めるトーク番組「マッチングⅣ」(TBS系)が9月24日に放送され、4人の個性が生かされた新感覚のトーク番組として話題を集めました。
「マッチングⅣ」初回ゲストはE-girls・楓
24日に放送された番組「マッチングⅣ」は、MCの4人が女性ゲストに自慢のモテ技を披露しつつ自己アピールして、最後に女性ゲストが、自分と相性が良いと思った一人を選ぶというトーク番組。
今回のゲストはバラエティに1人で出るのは初めてというE-girlsの楓さん。4人は彼女に選ばれるために全力アピールをすることに。
番組ではいくつかゲストが選べるテーマを用意。最初に楓さんが選んだテーマは「一緒に映画に行きたくなる男」というもの。ここでは、映画が大好きな亜生さんが「映画のタイトルを指定してもらうと、5秒で内容を要約できる」という特技で楓さんにアピール。
楓さんが好きな映画の「ジュマンジ」を指定すると、亜生さんは「新しいのと古いのがあるけど、僕は新しいのが好き」と要約。映画の内容無視で、単純に個人的な感想を5秒にまとめただけのアピールに楓さんは膝から崩れるほど爆笑。
絶対音感を持つ粗品が楓に歌を指導?
続いて、楓さんが「ストレスを感じさせない男」というテーマを選択すると、これにチャレンジしたのは昴生さん。
「これを覚えたらイライラしない」と自信満々の昴生さん。ストレス解消法として、息を止めて腹筋に力を入れて数秒間我慢してから吐き出すという技を楓さんに紹介。このストレス開放術に楓さんもチャレンジしますが、昴生さんは「違う!」と厳しく指導。逆に楓さんからは「これがストレス」と言われてしまい、アピールは完全に失敗。
次に楓さんは「絶対音感を持つ男」をチョイス。2歳の時からピアノを習い、絶対音感を持つ粗品さんが、 YUIさんの名曲「CHE.R.RY」で楓さんに歌を指導。「CHE.R.RY」を歌った楓さんに対し「音のピッチがズレていたかも。高音のピッチが怪しかった」と指摘すると、楓さんも「高音苦手なんですよ」とコメント。
絶対音感を持つ男として実力を発揮した粗品さんは自分が「CHE.R.RY」を歌ってお手本を見せる…はずが、歌の方は音痴。
"絶対音感と歌のうまさは必ずしも一致しない"という現実を見せた粗品さんは、昴生さんからも「声が汚い」とツッコミを入れられてしまいます。
E-girls・楓が最後に選んだのは誰?
最終的に、楓さんが選んだ一人は「ここ最近で一番笑わせてもらった」というせいやさん。せいやさんは「未体験のデートを味あわせてくれる男」というテーマで、一番最低のデートを味わって乗り越える練習と題して、彼女を翻弄する彼氏を熱演。
せいやさんが演じた彼氏は、デートに4時間以上も遅れて来たり、デート中に突然、"ドラクエ歩き"を始めたり、彼女役の楓さんに「勝手なことをすんなよ」とキツい言葉を浴びせるなどクレイジーなキャラ。
しかし、そのクレイジーな感じが「刺さりました」と、最後の一人にせいやさんを選ぶことになりました。
ネット上ではレギュラー化に期待の声
放送を見た人からは、「オープニングいい出来だよなぁ好評だったらレギュラー見据えてる感ある」「回を重ねたりゲストによってめちゃくちゃ面白さの可能性広がりそうだからレギュラー化願う」「思ったより面白かった!若いからこそ出来る番組構成なのも良き来年度位から深夜枠で是非」などのコメントが上がっています。
「マッチングⅣ」は、霜降り明星とミキに対してMCとしての実力を試すかのような番組。隙がなさそうで歌は下手というオチで笑いを取る粗品さんの姿や、頑張りが空回りする昴生さんの様子など、それぞれの個性が発揮されていて見事に期待に応えましたね。
(文:かんだがわのぞみ)