Hey!Say!JUMPの山田涼介さん主演の金曜ナイトドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系)。ついに最終話を迎えた9月13日の放送では、主演2人の演技力の高さが際立ち、涙なくしては見られない感動回となったようです。
いつも通りの一日を過ごす2人に訪れた運命の時
いよいよ‼️#セミオトコ 本日最終回です…😭✨
これまで沢山の応援ありがとうございました…!#8日目のセミ も
よろしくお願いいたします🙇🏻♀️✨スペシャルカウントダウン✨の
お届けです🎁
つ、ついに…😳?!#セミオトコ#クランクアップ後#最後のカウントダウンでした#溢れ出る仲の良さ😭 pic.twitter.com/i0M1w15JTO— 【公式】金曜ナイトドラマ『セミオトコ』7月26日(金)スタート (@semio_tvasahi) September 12, 2019
ついに迎えた最後の朝。これまでと同じように、由香(木南晴夏)の部屋から勢いよく飛び立ち、木につかまるも庭へと落ちるセミオ(山田涼介)。
うつせみ荘の住人たちに明るく迎えられ、全員そろって朝食のおかゆを食べます。
由香とセミオの心情を思って明るくふるまう住人たちに、セミオは「ありがとうございます」とほほ笑み、「僕がこの世界にいられるのは今日までです。だから、今日一日おかゆさんと、今までと同じ一日を過ごそうと思っています」と話しました。
その言葉通り、セミオは由香の職場へ付き添って工場の仕事を手伝い、手をつないで帰宅しますが、うつせみ荘の前まで来たところで、とうとう別れの時を迎えてしまいます。
「ありがとう、この世界に居てくれて。僕と出会ってくれて」と優しく語りかけるセミオに、涙する由香。
そしてセミオは、最後に「愛してるよ」と伝えた時の穏やかな表情から一転、由香が目をつぶった途端、苦しそうに顔を歪めて大粒の涙を流し、由香にキスをすると消えてしまいます。
それは、寿命を全うしたセミオの死を意味するのでした。
切ない最期、山田涼介の名演技に「ゾクッとした」
この切なすぎる別れのシーンは、視聴者の間でも大反響を呼びました。
ネット上には、「いつもならこういうシーンで笑顔ぶち込んでくるセミオくんが、涙涙してるところがあまりにも切ないし何回でも泣ける…」「おかゆさんの目の前では最後まで笑顔で、目をつぶった瞬間に泣くセミオが胸に迫った…」などの声が上がりました。
また、山田さんの演技力の高さに感動した視聴者も多かったようで、「お別れの時の山田くんの演技、素晴らしかったな。」「目の演技もだけど、唇の震えとか顔をゆがめて額に血管が出ちゃうところとか、全身を使って心を表現してるところにゾクッとした」などの声も多数見られました。
意外な結末に、"アイドルとファンの物語"も見事完結?
前回の第7話では、セミオとともに自分も死ぬことを覚悟した由香に、セミオが叱咤する感動シーンが話題となりました。
由香はセミオ亡き後も、自分の周りにいる人たちの愛に気付き、何気ない毎日に幸せを感じながら生きていました。
そしてセミオの死から6年後の夏、なんと由香の前に、生まれ変わったセミオが人間の姿で現れるのです。
思わぬ形で迎えた結末に、ネットでは「まさかのハッピーエンド!」「本当にハッピーエンドにしてくれてありがとうございました!」「たぶん人生って、こんなに風に涙とハッピーを繰り返して、それでもみんな頑張って生きていくんだよね」などの声が上がっていました。
さらにこの結末までもが、同作の裏テーマである『アイドルとファンの関係』を投影していることに注目した人も。
ネット上では、「目の前にいない間も、セミオは私達のことを地中でずっと見守っていて、逆に今度は私達がセミオのことを想う時間があって、それが幸せな訳で。しかもまた束の間に出逢えるのだから、これはまさに《アイドル》との関係・時間のようで素敵」「セミオくんとおかゆちゃんを見ていて…アイドルとファンの物語も完結させてくださったように思えました」などの声が上がりました。
「本当に終わっちゃった…」早くも『セミオロス』続出
この日の放送後、SNS上で日本のトレンド1位、世界のトレンド6位に入ったほど注目度の高かった同作。
ネットでは、「本当に終わっちゃったんだな…またいつかセミオトコチームに出会えますように!」「嫌な人が誰一人いない素敵なドラマでした!絶賛ロス中」「山田に会いたいじゃなくて、セミオに会いたいって感情が芽生えている…こんなに山田さんの役柄にロスしてるの初めて」などの声も。
最終回を終え、早くも『セミオロス』に陥っているドラマファンが多数いるようです。
そんな方々に朗報が。2020年3月18日に、『セミオトコ』のBlu-ray&DVD BOXが発売されることが発表されました。
癒しと感動がたっぷり詰まった"ひと夏の名作"が、いつでも見られるようになるのは嬉しいですね。
(文:アイドル担当ライター くる美)