毎回重い?『仮面ライダーゼロワン』敵キャラがトレンド入りした切なすぎる理由とは…濃密なストーリー話題

投稿日:2019/09/08 15:40 更新日:

9月8日に放送された「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系)第2話では、新たに仮面ライダーバルカンが登場し、仮面ライダーゼロワンとの対比構造に大反響を呼びました。また、初回の腹筋崩壊太郎に続き、第2話の敵キャラであるマモルもその切ない展開でトレンド入りする盛り上がりを見せました。

ゼロワンとバルカンの対比構造が話題に

第2話では、主人公の或人(高橋文哉)が社長に就任した飛電インテリジェンスに2体のマギアが発生し、仮面ライダーゼロワンとバルカンがそれぞれを倒すという展開でした。

仮面ライダーバルカンに変身したのは、人工知能特務機関「A.I.M.S.」の不破諫(岡田龍太郎)で、彼はヒューマギアを殺人マシンと考えて敵視しています。

或人と諫は「デイブレイク」という大規模な爆発事故に巻き込まれたという過去が明かされるのですが、同じ事故で、或人はヒューマノイドに命を救われ、諫はヒューマノイドに命を脅かされた経験をしています。

そのため、2人がそれぞれ熱く叫んだ変身シーンでは、ヒューマギアを「人類の夢だ!」と言う或人に対し、諫は「人類の敵だ!」と憎しみを露わにする対比の構造が見られました。

この正反対の主張を持つ2人の関係にファンたちは大興奮だったようでネットでは「マスクに涙ラインがあるゼロワンに対し、変身時の素顔にのみ涙ラインを見せるバルカン」という細部に気付くファンや、「敵対しているが、唯一或人の寒いギャグがツボである諫にベストマッチの予感」と今後に期待を寄せるコメントなどが上がり、大盛り上がりの様子でした。

毎回重い?敵キャラがトレンド入りした切なすぎる理由とは…

前回は腹筋崩壊太郎が人知れずマギア化されてしまったのですが、今回は或人と面識のあるマモルがマギアの正体であると分かった状態で戦うことになりました。

破壊するしかないと言われ、悲しむ或人でしたが、最後はマモルを止められるのは自分しかいないと決意して、マモルを倒すのでした。

その後、飛電インテリジェンスの会見の場にマモルの姿があるのですが、そのマモルの耳には初心者マークがついており、別個体であることが暗に示されています。

この「元は善良なヒューマノイドと知りつつ戦わなければいけないゼロワン」や「見た目は一緒でももうあのマモルは戻ってこない」という展開に、敵キャラにも関わらずSNSに「マモルくん」の名がトレンド入りしました。

ネットでは「こんな重い話を毎回やるのか……!」「しんどい……」と強く感情移入するコメントが見られました。

今回も、非常に濃密なストーリーで無駄のない30分を届けてくれた絶好調の「仮面ライダーゼロワン」。来週も楽しみですね。

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