広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説「なつぞら」の第111回が8月7日に放送されました。この日の放送では、北海道発の演劇ユニット・TEAM NACS(チーム・ナックス)」のリーダーである森崎博之さんが登場。北海道民を熱くさせる森崎さんのセリフが話題を集めました。
「なつぞら」第111回のあらすじ
北海道出身の演劇ユニットTEAM NACSから4人目の出演者・森崎博之さんが登場。「北海道を思う気持ちはあなたがたにも負けない!」と大きな声で叫んだ大清水洋役の森崎さん。しみますねぇ。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #森崎博之 #戸次重幸 #音尾琢真 #TEAMNACS pic.twitter.com/4YLdWT1fsG
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) August 6, 2019
奥原なつ(広瀬すず)は、坂場一久(中川大志)との結婚報告をするため、十勝に戻ってきました。その頃、なつを育ててくれた柴田家の剛男(藤木直人)や夕見子(福地桃子)たちが勤める農協では、大手メーカーに対抗するため、自ら工場を新設、乳業会社を造ろうという案が出ていました。
しかし、建設反対する人たちもいて、話は折り合いがつかずにいました。そこで、組合長である田辺政人(宇梶剛士)、柴田泰樹(草刈正雄)、山田天陽(吉沢亮)らが集まって、緊急会議を開くことになりますが…。
菊介、酪農への想い熱弁「なして迷うことがあるんだ」
剛男や夕見子たち工場新設推進派と反対派との対話は、平行線をたどりなかなか折り合いがつきません。そうした中、柴田牧場で働く戸村菊介(音尾琢真)が「俺らの手で人に喜んでもらうことをするのに、なして迷うことがあるんだ」と、酪農への想いを熱弁します。
また、菊介は「俺らの絞った牛乳が人に感動を与えるようなものになるなら、こったら嬉しいことはないもなー、どうか、その工場を俺らに作ってください。俺らに牛飼いの喜びを作ってください」と、熱いメッセージを伝えます。
彼の言葉に胸を打たれた酪農仲間は一致団結して、十勝支庁の支庁長・大清水洋(森崎博之)に工場新設を訴えることになります。
『TEAM NACS』リーダー・森崎博之「私だって道産子だわ!」
これまで安田顕さん、戸次重幸さん、音尾琢真さんと、北海道発の演劇ユニット・TEAM NACS(チーム・ナックス)」のメンバーが「なつぞら」に出演していました。そうした中、4人目にTEAM NACSのリーダー・森崎博之さんが大清水洋役でドラマに登場。
この日のハイライトは、同じTEAM NACSの音尾さん演じる菊介から「それでもあんたは道産子か」と言われたとき、森崎さん演じる大清水が「私だって道産子だわ! 北海道を想う気持ちはあなた方にも負けない!」と言い返すシーン。北海道愛溢れる2人のセリフのやりとりが話題を集めました。
ちなみに、同じシーンに戸次さんもいて3ショットが実現したほか、大清水洋という役名がどう見ても大泉洋さんだったり、森崎さんが「リーダーである私」と言うところもあるなど、TEAM NACSネタとしても楽しめる内容でした。
北海道愛溢れる展開に「神回」の声
ネット上では、放送を見た人から「今日は神回だった音尾さんの想いからのシゲ、さらにリーダーの北海道愛!脚本の方ありがとうありがとう」「チームナックス祭りだったw今も北海道を拠点に活動する森崎リーダーの北海道愛の強さを、道産子は分かってるよ」「なつぞらに、リーダーが出てきた北海道愛溢れる神回。シゲさん、琢ちゃんも、リーダーが同じ場面に居るのが嬉しい」などの声が上がりました。
音尾さんに熱いセリフを言わせた後で森崎さんが登場するという流れから、脚本家に感謝した人も少なくないのではないでしょうか。また、森崎さんに北海道愛を叫ばせるシーンも巧かったですね。
(文:かんだがわのぞみ)