NBAプレーヤー・八村塁『富山みたいな街どこにも無い』故郷愛に「胸がいっぱいになる」と話題 #情熱大陸

投稿日:2019/07/29 15:04 更新日:

7月28日放送の「情熱大陸」(MBS/TBS系)ではNBAプレーヤーの八村塁選手に密着。番組スタッフとの会話の中で八村選手が語った故郷の富山県への想いが話題を集めました。

NBAプレーヤー・八村塁選手に密着

ドラフト1巡目となる9位でワシントン・ウィザーズから指名され、世界最高峰のNBAプレーヤーになった八村塁選手が登場した28日放送の「情熱大陸」。

八村選手の人となりを知るため、スタッフが「日本のテレビって見ます?」と尋ねると、「僕、『イッテQ』が好きで、これ会社違いますか?」とコメント。

いきなり、他局の人気番組の名前を言ってしまう八村選手にスタッフも思わず爆笑してしまうことになります。さらに、「『クレヨンしんちゃん』とかも見ます」と、またまた他局の人気アニメの名前を出す八村選手。

これには、「えっ?アニメ見るんですか」とスタッフも驚いたので、八村選手は「本当に小さい頃から兄妹でずっと見てて、今でも見てる。すごく好きなんですよ、しんちゃんが」と、「クレヨンしんちゃん」は今でも大好きな番組な模様。

NBAプレーヤーなのに、誰でも知ってる日本の番組が好きだと語る、人間味あふれる八村選手の姿が印象的な場面でした。

八村塁「何がなんだかわからず」マイケル・ジョーダンと会話したエピソードを披露

八村選手というと「ジョーダン ブランド」と契約を結んだことが話題になりました。このことについて、スタッフが「マイケル・ジョーダンと会ったことがありますか?」と質問。

八村選手は「会ってないです、でも、電話しました」とマイケル・ジョーダンさんと会話したことを明かします。ブランドとの契約前の話なのですが、レジェンドとの会話には、普段は冷静な八村選手も「緊張どころではなかった。何がなんだかわからず、『Thank You』だけしか言えなかった」とコメント。

苦労した大学1年目を振り返る八村塁

アフリカ・ベナン出身の父と日本人の母を持つ八村選手は、身長203cmの恵まれた体格と高い身体能力を生かして、アメリカのゴンザガ大学に留学。

全米でポジション別の最優秀選手に選ばれるなど、輝かしい経歴が評価され、ワシントン・ウィザーズから指名を受けます。

ただし、日本生まれだったこともあり、高校の英語の授業では苦労していたという八村選手は、アメリカ留学1年目は言葉の壁に悩むことになります。

コミュニケーションが円滑にいかず、1試合平均で2.6点と苦戦した1年目。しかし、「NBAに行きたい。日本のバスケのためという目標」がモチベーションになり、英語にも慣れた留学2年目からは本来の能力を発揮して、チームのエースとして大活躍を見せます。

語学に苦労を乗り越え、NBAプレーヤーになった八村選手は、現在の心境について尋ねられると、「怖さというか楽しみが多い。チームでもスーパースターがいますし、その中でいろんなことが学べる。毎日のように試合があるので、すごく楽しみです」とコメント。

NBAのトッププレイヤー達と試合が出来ることの楽しみである現在の心境を明かしました。

故郷・富山への思いを語る八村塁に「胸がいっぱいになる」の声

番組内で印象的だったのが、「好きな街は?」というスタッフからの質問への八村選手の返答。

この質問に、「それは富山です」と故郷の名前を即答する八村選手は、「富山は本当に何もない場所なんですけど、僕、基本的に落ち着いている場所が好きで、あと山ですかね、ああいうデカイ山に囲まれて海もある街はあまり無いと思います。どこに行っても。色んな街に行きましたが、富山みたいな街どこにも無いと思います」と故郷への思いを語ります。

ネットでは、八村選手のこの言葉に、「八村塁さんが富山の話をする度に、感謝で胸がいっぱいになる」「情熱大陸で八村塁選手が富山について話している姿を見てまた泣いてる」。「八村選手の富山愛うれしいですね富山の誇り」などの声があがっていました。

NBAプレーヤーになっても、故郷への愛を語る八村選手に人間的な素晴らしさを感じた人は多かったのではないでしょうか。

(文:かんだがわのぞみ)

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