福士蒼汰の『諦観の笑み』とメガネ男子姿に"ご褒美すぎる"の声! #Heaven が話題

投稿日:2019/07/10 18:32 更新日:

石原さとみさん主演のドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」(TBS系)の放送が7月9日から始まりました。初回では、原作を再現した明朝体の演出、シェフドラン(上級ウェイター)・伊賀観を演じる福士蒼汰さんのメガネ姿が話題を集めました。

フレンチ未経験のスタッフばかり…「Heaven?~ご苦楽レストラン~」第1話 あらすじ

フレンチレストランで働く伊賀観(福士蒼汰)は、生真面目な性格が災いして営業スマイルができません。自分にはこの仕事は向いていないのでは?と思い悩んでいました。

そのような中、レストランのお客・黒須仮名子(石原さとみ)が「客に対する毅然とした態度が素晴らしい。スタッフに必要なのはオリジナリティー。あなたはいいサービスマンになるわ。きっと」と伊賀に声をかけます。

彼女は自身がオーナーを務めるフレンチレストランをオープンさせることもあって、伊賀をシェフドランとしてスカウトします。自分の仕事を認めてくれた仮名子の誘いを受ける形で、伊賀が店を訪れてみると、そこにいたのは、伊賀を除いてフレンチ未経験のスタッフばかり…。

原作「Heaven?ご苦楽レストラン」の漫画家・佐々木倫子の世界観に欠かせない明朝体

「Heaven?~ご苦楽レストラン~」は、「ロワン・ディシー(この世の果ての意味)」という名のフレンチレストランを舞台にしたドラマ。石原さとみさん演じる傍若無人でワガママなオーナーと個性的な従業員たちとの間で繰り広げられるドタバタコメディーが見所の作品となっています。

原作は佐々木倫子さんが1999年から2003年まで「週刊スピリッツ」に連載した漫画「Heaven? ご苦楽レストラン」です。

佐々木さんと言えば「動物のお医者さん」などの名作で知られるコメディー漫画の名手。彼女の作品では、ふきだしとは別に登場キャラクターの感情などを表現する際に、明朝体のレタリングをされてコマ内に書かれる演出が有名かもしれません。手書きの明朝体文字のツッコミが非常にコミカルな彼女の世界観とマッチして相乗効果を生んでいます。

福士蒼汰が浮かべる「諦観の笑み」が絶妙

今回のドラマ版でも原作漫画の世界観を再現するために明朝体の文字が登場します。とりわけ、印象的なのは「諦観」の文字。はちゃめちゃな仮名子の姿を見て、いちいちツッコミを入れることが無意味だと察した伊賀は諦めの境地に達し、「諦観の笑み」を浮かべるシーンがドラマには登場します。

この場面、伊賀の背後から後光が差し明朝体で「諦観」の文字が浮かび上がります。スタッフの原作へのリスペクトを感じさせる演出ではないでしょうか。また、伊賀を演じる福士蒼汰さんが浮かべる「諦観の笑み」も絶妙でした。

福士蒼汰のメガネ姿に絶賛の声「ご褒美すぎる…」

ドラマでは他にもメガネ姿でシェフドラン(上級ウェイター)である伊賀を演じる福士さんの姿にも注目。福士さんのメガネ姿は非常に凛々しかったようで、番組の視聴者からは「仕事一山超えてご褒美タイムにヘヴン見てる…眼鏡の福士蒼汰まさにご褒美すぎる…」「重ため前髪感情控えめ細フレーム眼鏡福士蒼汰ドストライク」「福士蒼汰と眼鏡を出会わせたTBS有能」などの声が上がっています。

「Heaven?~ご苦楽レストラン~」はシリアスな要素が一切ない楽しいコメディーに仕上がっているのではないでしょうか。また、原作の世界観を意識した明朝体を使った演出などにも注目が集まりそうです。

ドラマは見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。

https://tver.jp/corner/f0037000

(文:かんだがわのぞみ)

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