5月29日放送の「マツコ&有吉 かりそめ天国」では、芸能人が街中で絡まれた時の対処法の難しさをマツコ・デラックスさんと有吉弘行さんが語り話題になりました。
絡まれた時の芸能人の対処法とは?
有吉が"地獄"と表現!女性アナが、取材先で酔っぱらいから受けた"いじり"#かりそめ天国 #テレ朝POSThttps://t.co/gQxvq0diP8
— テレ朝POST (@post_tvasahi) May 29, 2019
今回、寄せられた視聴者からの質問は、「絡まれている芸能人を見て"有名なのも大変だな"って思った。お二人にもそういう経験がありますか?」というもの。
投稿者は、お笑いコンビ・響の小林優介さんが「お前芸人だろ?」と居酒屋で絡まれているのを見て、うかつに手を出せない芸能人の大変さを痛感したそう。こうした質問を受けたマツコ・デラックスさんと有吉弘行さんの答えは、荒れた人が出入りする店を避る、極力個室を使うなど、できるだけ絡まれない状況を作っていることを明かします。
そして、有吉さんは「俺らが殺されても世間は笑うでしょ?」と語り、絡まれて反撃したとしても、相手の名前は出ずに芸能人が「暴行した」と報道されるでしょと毒づきます。そして、相手が暴力を振るうなど危なくなると「警察を呼ぶしかないよ」と結論を述べました。
思い寄らぬ方法で反撃するチャンカワイ
番組では、狩野英孝さん、三四郎・小宮浩信さん、Wエンジン・チャンカワイさんにも絡まれた時の対処法を聞きます。狩野さんの場合は、相手をエスカレートさせないように「とにかく笑顔」で対処して、それでも危ない場合は、友人にスマホで映像を撮ってもらい、今、撮影中です感を出して乗り切るとのこと。
また、小宮さんの場合は絡んできた相手がひくように逆に「イェーイ!どうもありがとー!」と「絡んできた相手を上回るハイテンションで対応」するそうです。
2人の対応の仕方はある程度、想像できるかもしれませんが、思わぬ方法で反撃するのがチャンさん。例えば、ロケ中に黙って写真を撮られると、逆にその人を追いかけてインタビューすると話します。
相手が逃げても追いかけて、「盗撮してたでしょ」と追い詰め「正義を貫く」とのこと。これを聞いたマツコさんも「チャンさんすごいね」とコメント。大胆な作戦で抵抗するチャンさんの感心したようでした。
最後、絡んでくる人が全て悪い人ではないとしつつ、悪質な人に対して有吉さんは、「超ダサい。そういうやつは、クズ中のクズ。あおり運転している奴と一緒だから」語り、マツコさんは、「札束でビンタする感覚で自分の社会的地位を見せる人がいる」と一刀両断に切り捨て、話をまとめました。
マツコ&有吉の話に共感の声
ネットでは、放送を見た人から、「素人に絡まれる話すごくよかったー。僕も撮影中絡まれたり叩かれたりしてもグッとこらえてニコニコしてるのですがお二人のお話聞いていたらまだまだだなと思って救われた気持ちになりました」「有吉さんが素人のウザがらみにマジ切れしてて楽しい嫌がって抵抗したら報道が悪者扱いするんだぜ?とかハジけまくってる」などの声があがっていました。
芸能人は手を出すと正当防衛でも、その部分だけがピックアップされて報道されるので、確かに対応は難しそうですね。有吉さんがガチで怒りをぶつけている姿が印象的でしたが、共感する人も多かったようです。
また、チャンさんの逆にインタビューして相手を追い詰めるという方法は、あんまりない発想で逞しさを感じた人も多かったのではないでしょうか。番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみて下さいね。
https://cu.tv-asahi.co.jp/watch/1619?official=1
(文:かんだがわのぞみ)