岡田准一主演「白い巨塔」の現代版アレンジに賛否?沢尻エリカとの濃厚ラブシーンも話題

投稿日:2019/05/23 15:32 更新日:

V6の岡田准一さん主演のドラマ「白い巨塔(5夜連続放送)」の初回が5月22日に放送されました。初回では、AIや腹腔鏡下手術などのエピソードを盛り込み、現代風にアレンジされた演出や岡田さんと沢尻さんの濃密なキスシーンが話題を集めました。

V6岡田准一主演の「白い巨塔」


山崎豊子さんが1963年に発表した「白い巨塔」は、医学界の腐敗を鋭い視点で描く社会派小説の金字塔として知られる名作。これまでも映画化・ドラマ化された「白い巨塔」の主人公・財前五郎役に挑むのはV6の岡田准一さん。

そして、自身の目的のためには手段を選ばない野心家の財前とは正反対の良心的な医師・里見脩二を松山ケンイチさんが演じます。

初回では、容態が急変した近畿新聞会長・山田音市(本田博太郎)のオペを成功させ名声を獲得した財前は、目標である浪速大学医学部第一外科・教授という目標に一歩近づきます。けれども、弟子である財前の評価がうなぎ上りになることに対して、焦りから「君は最近スタンドプレーがすぎる」と釘を刺す東貞蔵(寺尾聰)との緊迫のあるやり取りが描かれます。

現代風にアレンジされた「白い巨塔」に賛否?

2019年版「白い巨塔」の舞台は原作が書かれた当時ではなく2019年が舞台に変更されています。そのため、財前が「腹腔鏡下(ふっくうきょうか)手術」のスペシャリストとして登場するところが注目のポイント。

また、ドラマ冒頭で浪速大学・滝村恭輔名誉教授(小林稔侍)が、「先日、AIつまり人工知能の助言を受けて治療方針を変更した結果、大きな治療効果が得られた事例が報告されました」という台詞が登場するなど、「医療AI」について触れることで、より現代的な要素を入れているのも2019年版「白い巨塔」の興味を引く部分になります。

ネットでは、この現代風アレンジに対して、「将来薬剤師、そして内科医が無くなりAIになるって、他のドラマでもそんなこと言ってたなぁ。」「現代ぽくなってる」「現代風にアレンジしてるんだろうけど時代設定は変えない方がいいのでは…いまどき財前みたいな医者っておらんやろ…」など、肯定的な意見の一方で、時代設定は変えない方が良いのではという意見もありました。

さっそく賛否両論が生まれているのは、ヒット作の可能性を秘めていると考えられるかもしれませんね。

岡田准一と沢尻エリカの濃密なキスシーン「滅多にないはず」と話題

財前は「金ばらまきまくっても教授にしたる」という産婦人科医院・院長の財前又一(小林薫)の言葉を聞いて、婿養子になるという条件のもと又一の娘・杏子(夏帆)と結婚します。しかし、財前が本当に心を開いているのはバー「ラディゲ」のホステス・花森ケイ子(沢尻エリカ)。

ドラマ初回では、岡田さんと沢尻さんによる濃密なキスからベッドインするラブシーンが描かれ話題になりました。

2人のラブシーンにネットでは、「白い巨塔、岡田くんのラブシーン珍しいよね今まで滅多になかったはず」「あんな軽々と抱き上げるなんて、いいなぁ」「白い巨塔、色々ツッコミどころは満載だけど、岡田くんのラブシーンはこっちが照れてしまう」など声があがっていました。

作り手の熱意伝わる作品

これまで何度も映像化されている「白い巨塔」ですが、今回は現代風にアレンジされていたり、岡田さんには珍しいラブシーンを入れ込むなど、また違った肌触りの作品にしようという作り手の熱意が伝わる作品なのではないでしょうか。財前と里見の運命が交差する2話以降のストーリーにも目が離せません。ドラマは見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみて下さいね。
https://tver.jp/corner/f0035074
(文:かんだがわのぞみ)

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