4月22日に放送された「ラジエーションハウス」第3話では、乳がんをテーマに2人の女性の決断が描かれました。また、劇中に「ドクターX」の主人公にあやかった台詞が出たことが話題になっています。
乳がんをテーマにした「ラジエーションハウス」第3話
⏰まもなく放送開始です⏰
?夜9時~放送?
『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~ 【仲間に迫る、乳がん】#03』?https://t.co/LRyW0tU0oQ#fujitv #ラジエーションハウス #ラジハ #窪田正孝 #本田翼 #広瀬アリス #浜野謙太 #丸山智己 #矢野聖人 #山口紗弥加 #遠藤憲一 #鈴木伸之 pic.twitter.com/SXZUmC4F4C— フジテレビ (@fujitv) 2019年4月22日
天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)を主人公にしたドラマ「ラジエーションハウス」。内山理名さんをゲストに迎えた第3話では乳がんをテーマにした内容に反響が寄せられました。第3話では、結婚を間近に控える女性誌編集者・葉山今日子(内山理名)がマンモグラフィ検査のために病院を訪れます。今日子は母と祖母がガンに罹患(りかん)している事もあって毎年検査を受けていました。今日子は日本人に多いとされる「デンスブレスト(高濃度乳腺)」の女性でマンモグラフィ検査で病変は見つかりませんでした。
乳腺密度の濃い体質の「デンスブレスト」はそれ自体は問題ではないのですが、病変を発見しづらく、乳がんのリスクが高くなるなどの問題があるよう。ドラマの中の今日子も、超音波とMRI検査を行った結果、乳がんが発見します。また一方で、放射線技師の黒羽たまき(山口紗弥加)もマンモグラフィ検査の結果、影があることに気づき、良性か悪性か調べるべきなのか悩む事になります。
ドラマでは乳がんをめぐる2人の女性の決意が感動的に描かれました。また、乳がんという女性にとっては身近な病気の検査の裏側を丁寧に描いた視点も医療ドラマとして秀逸でした。今回ドラマで描かれたように乳がんが、マンモグラフィ検査で発見されない場合もあるので、勉強になったと感じた人も多いのではないでしょうか。
劇中台詞に「ドクターX」大門未知子の名前が?
乳がんをテーマにした内容と共に劇中での台詞も「ラジエーションハウス」第3話では注目されました。ドラマ冒頭、浜野謙太さん演じる軒下吾郎の口から「日本じゃ花形は何と言っても外科医だよ、大門未知子だよ、『私、失敗しない…』」という台詞が飛び出します。テレ朝の人気ドラマ、米倉涼子さん主演「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の決め台詞がフジテレビのドラマで披露され、笑いを誘いました。「ドクターX」が外科医を主人公にするの対して、「ラジエーションハウス」は診療放射線技師を主人公にするドラマ。そうした作品の違いの対比を台詞にしているところも絶妙ですね。
浜野さんの台詞を聞いた人からは、「ハマケンの口から大門未知子。笑」「昨日のラジエーションハウスに大門未知子の名前が出てきて私の中で歓喜の声があがった」「大門未知子出てきたw他局なのにwしかも私、失敗しないn..って言いきれてないしww」などの声があがっていました。乳がんをテーマにしたシリアスな展開を見せつつ、医療ドラマ好きへのサービス精神も忘れない「ラジエーションハウス」、クスッと笑えた人も多かったのではないでしょうか。ドラマは見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみて下さいね。
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4h42/4h42810003/
(文:かんだがわのぞみ)