レギュラー放送として復活した「しくじり先生 俺みたいになるな!!」。これまでの本編に加えて新企画「しくじり学園お笑い研究部」が始まり、かつての炎上ネタをリニューアルする内容が「面白い」と話題になっています。
新企画「しくじり学園お笑い研究部」がスタート
#しくじりお笑い研究部
初回はアルコ&ピース‼️キングオブコントで
大炎上したネタを全力で改善?「最後にAKBの名曲 #会いたかった を
ネタに盛り込もうよ」テキトー改善案の数々に
アルピー・平子が不満爆発??二度と見れない⁉️
最上級の笑顔で名曲を踊る
アルピーはAbemaビデオで?— 【公式】しくじり先生@西野未姫先生回はAbemaビデオで配信中‼️ (@shikuzirit) 2019年4月9日
「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の本編とは別に始まった新企画「しくじり学園お笑い研究部」。これは、過去に炎上してしまったネタを他の人からアイデアを出してもらい、「改訂版」として復活させようという企画。
初回のゲストとして登場したがのがお笑いコンビ・アルコ&ピース。復活させたいのは、「キングオブコント」決勝で披露し大炎上してしまった「受精」をテーマにしたネタ。名前の通り、受精の瞬間をネタにアルピーの2人が精子と卵子に扮するのがその内容で、出演者のAKB48・横山由依さんも「品がない」とコメント。その言葉が象徴するように、単独ライブならともかく、地上波の生放送でやるようなネタではなく、「キングオブコント」決勝の放送中から批判が殺到する事になりました。アルピー・平子祐希さんによると、このネタをやったのは今から6年前の2013年で、当時はまだ尖っていた事もあり、後先考えずにやってしまったのだとか。
アルコ&ピースのしくじりネタをリニューアル
どうすればこの炎上ネタをリニューアルできるのかについて、平成ノブシコブシ吉村崇さんやオードリー若林正恭さんらがアイデアを提案します。まず、吉村さんが提案したのは、全身タイツの衣装がやはり生々しいということでスーツにしてはとのこと。若林さんは、アルピーのコントのテーマ性を評価し、下ネタのようで生命が誕生する瞬間を描いているので、最初にテーマを語ってはどうかとアイデアを出します。
そして、アイドルの横山さんがいるという事で、女性出演を追加し、さらに最後はAKB48の「会いたかった」で踊りながら締めくくるという形で「受精(改)」が完成。アルピー&横山さんでお披露目する事になります。「今からご覧いただくコントは〜」という横山さんの語りから始まった「受精(改)」、コントの途中で入れる事になった「生命は美しい」やコンビ名を名乗るところが笑いのポイントになり、共演者からも「良い!」との声が漏れます。
AKB48の「会いたかった」の展開は理屈抜きに笑える?
そして、最後は横山さんが「生きる事は美しい」、平子さんが「現場は選びません」というセリフが、その後AKB48の「会いたかった」が流れます。元ネタはシュールすぎて笑いの落とし所がなかったのが最大の欠点でしたが、改訂版では、シリアスな雰囲気から一転、明るく楽しく「会いたかった 会いたかった 会いたかった Yes!」と踊るところは理屈抜きに笑えるポイント。綺麗なオチも追加されコントとして格段に面白くなった「受精(改)」について、アルピー平子さんも「ちょっとだけ本当に良い」と認めるなど、リニューアルは大成功を収めました。
SNS上には「しくじり先生」本編よりも面白いの声
ネットでは、「しくじり学園お笑い研究部」を見た人などから、「しくじり学園お笑い研究部、おもろかった」「しくじりお笑い研究部のアルピーさんのネタ、本当に良い命は美しい」。「今週のしくじり先生はちょっと、なんだかなぁ。と思ってしまったが、しくじりお笑い研究部はめちゃくちゃ面白かった!」などの声があがっていました。無理難題を突きつける若林さんと平子さんの絡みも笑い所で、改訂されていく過程も楽しむことができながら、完成された改訂版もしっかりと面白いという満足度の高い企画となっています。「しくじり学園お笑い研究部」は本編と合わせて配信されているので、見てない人はぜひ見てみてくださいね。
https://abema.tv/video/episode/88-77_s1_p2
(文:かんだがわのぞみ)