「チコちゃんに叱られる!」の「働き方改革」が"大事"と話題!CGチームにも休みが必要?

投稿日:2019/04/06 12:15 更新日:

4月5日放送の「チコちゃんに叱られる!」では、「働き方改革」と題した新コーナーが登場。CGチームに休んでもらうための措置なのですが、意表をついたチコちゃんの登場の仕方が話題を集めています。

「チコちゃんに叱られる!」にも「働き方改革」の波が押し寄せる?

「チコちゃんに叱られる!」というと、好奇心旺盛で博学の5歳児・チョコちゃんが勉強不足の大人達を「ボーッと生きてんじゃねえよ!」と一刀両断する様子で人気の番組。放送の中で見所なのは、「ボーッと生きてんじゃねえよ!」と出演者を叱る場面で、顔が巨大化して、目から黄色い炎を出し、頭から白い蒸気を噴き出すチコちゃんの映像。

チコちゃんのデフォルメされた表情はCGで表現されているのですが、これはスタジオでは着ぐるみで収録して、顔の表情は後でCG処理して制作されているよう。斬新な手法で表現されるチコちゃんの顔ですが、CGチームに負担がかかるという事で、5日の放送ではそんな彼らにしっかり休んでもらうために「働き方改革」と題した新コーナーが登場します。

CGチームに休んでもらうための意外な手法とは?

収録スタジオの横に置かれた会議机に用意されたパイプ椅子に座るチコちゃんと岡村隆史さん。雑談を始める2人ですが、チコちゃんは大きな頭の後頭部だけが映るようになっています。これなら、チコちゃんの表情が映らず、木村祐一さんがチコちゃんの声を当てるだけで成立するので、CGチームが休めますよね。そうした中、「日本で2番目に高い山は?」とチコちゃんが岡村さんに質問。岡村さんは答えられなかったのですが、チコちゃんは「ボーっと生きてるってわけね」と感情を荒ぶらせる事もなく、サラッと日本で2番目に高い山=北岳の雄姿を見せるVTRに映ります。

紹介VTRでは、チコちゃんが案内役として顔だけCGで登場。ツッコミたくなる映像ではありますが、怒ったり表情の出し入れが激しいいつものチコちゃんより、こうした映像の方が作りやすいとのこと。

NHKの膨大なアーカイブから厳選した映像をお届け

北岳は氷河期に起きた地殻変動で隆起した山で、その時に周りの山々に囲まれたために下界から隔離され、原始の姿を残した貴重な植物の宝庫。キバナシャクナゲ、オヤマノエンドウ、キンロバイ、タカネマンテマと絶滅危惧種に指定された貴重な植物を見る事ができます。その中でも、世界でも北岳の山頂付近にしか咲かないというキタダケソウはとても貴重な植物で、登山者もこれを見るために北岳を訪れるそうです。

また、北岳には、特別天然記念物に指定されているライチョウやホンドオコジョと運が良ければ出会える事もあるそうです。そして、北岳は富士山を見る事の出来る一番高い展望台にもなり、北岳の山頂からは雲海に浮かぶ富士山や朝日に照らされる富士山の絶景を見る事ができるようです。NHKの膨大なアーカイブから厳選した映像を通して、北岳の魅力を紹介。CGチームを休ませるための「働き方改革」コーナーは終了する事になります。

ネットでも「見習えばいいのに」「大事」と話題

ネットでは放送を見た人から、「チコちゃんの働き方改革のコーナーが面白かった大事よ!働き方改革」「チコちゃんに叱られるのCGチームが休みがとれる『働き方改革のコーナー』めっちゃウケる笑」。「チコちゃん働き方改革CG班を休ませるために顔を撮影しないってすごいみんな見習えばいいのにほんと素敵」などの声があがっていました。まさかこんな形で「働き方改革」をやってくるとは思わなかったので笑えました。でも、コロコロ変わるチコちゃんの表情を作らなければならないCGチームが休めるのでとても良かったのではないでしょうか。(文:かんだがわのぞみ)

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