西島秀俊さんと内野聖陽さん主演のドラマ「きのう何食べた?」の放送が、4月5日から始まりました。初回の放送では、原作でも人気のご飯の再現度の高さや、完璧すぎるキャストに絶賛の声が寄せられています。
主演は西島秀俊&内野聖陽「きのう何食べた?」が話題
みなさ~ん!#きのう何食べた?
いかがでしたか?オープニングからエンディングまで
幸せな時間をお届けできたかな??#何食べ 感想お待ちしてます‼️#シロさん と #ケンジ に皆さんの想いを❤️ pic.twitter.com/fNjGWrlkaT— テレビ東京 宣伝部 (@TVTOKYO_PR) 2019年4月5日
よしながふみさんの原作漫画を実写ドラマ化した「きのう何食べた?」の放送が5日から始まりました。「きのう何食べた?」は、シロさんこと弁護士・筧史朗(西島秀俊)と、ケンジこと美容師・矢吹賢二(内野聖陽)の同性カップルを主人公にした作品。2人は、2LDKのアパートで暮らしていて、安くて体に良い食材を手に入れるために日夜努力を惜しまない料理上手の倹約家のシロさんと、人当たりのいいケンジの日常生活が丁寧に描かれるところが見所。
ドラマ1話では、2人の価値観の違いで対立するシーンが登場します。弁護士という堅い職業柄、周りの人間には同性愛者である事を話していないシロさん。一方で、ケンジの方は美容室に訪れた客に同性愛である事をカミングアウトしてしまいます。その事を知ったシロさんは「俺のスタンスを理解して行動できないならお前、この部屋から出てけ!」とケンジに激怒。ここから、どのように2人が仲直りするのかが1話の見せ場で、内野さんの演技が泣かせます。
料理の再現度の高さに絶賛の声
原作では、節約のために毎日きちんと家で作るケンジの手料理の数々が人気でした。実際にこの作品は、料理漫画としても優秀な作品で、原作1話には「ごぼうとまいたけの炊き込みごはん」「豚肉とかぶとかぶの葉のみそ汁」「小松菜と厚揚げの煮びたし」などの家庭料理が登場します。
ドラマの本編でもエプロン姿で料理をする西島さんの姿。そして、「鮭と舞茸とゴボウの炊き込みご飯」などの料理を、会話をしながら食べるシーンも含め原作を見事に再現しています。また、オープニングでは、料理中のシロさんをケンジがスマホで撮影するシーンが登場。こちらの映像、本物のカップルのような2人の仲睦まじい姿がとても素敵なものになっています。
「ハーゲンダッツ」のシーンはアドリブと話題
ネットでは、放送を見た人から、「いやー、幸せな時間だったすばらしき再現度。料理シーンはさすが実写、作って食べたくなるー」「なんだこの最高ドラマ」「ご飯の再現度もキャスト完璧過ぎだろおい」などの声があがっていました。他には、「ハーゲンダッツとひょんのシーン、アドリブ感よかったですねえ……かわいい」という意見もあります。これは、ドラマの最後でシロさんとケンジが「ハーゲンダッツ」を食べるシーンのこと。原作にも「ハーゲンダッツ」のシーンは登場するのですが、「ひょんな事から」の「ひょん」について語るオリジナルシーンが追加されていて、思わず素で笑ってしまう西島さんの姿や、2人の会話にほっこりさせられます。(文:かんだがわのぞみ)