毎週月曜日深夜24:15ごろから放送されている「KinKi Kidsどんなもんヤ!」。隔週でパーソナリティが変わるこの番組の今回は光一さんの担当。いつも自由な雰囲気が魅力の「KinKi Kidsどんなもんヤ」ですが、上白石萌音さんに語った「人は緊張しないと自分を超えられない」という名言の裏側や、緊張感に関する面白トークなどが披露され、ファンから歓喜の声があがりました。
「お願いされても嫌なもんは嫌」ファンからの要望もバッサリ?
ファンの間では、毎回話題になるほど"お経のようなラジオ"と自他ともに認める光一さん回。以前DJっぽくやろうと思えばできると発言したことがあり、そんな発言から「少しだけでもやってみてもらえませんか?」といった要望が光一さんに届きました。
これを受けて「わざとそれっぽくやったことあるよね!?」と言う光一さん。さらに「今はもう嫌です。お願いされても嫌なもんは嫌です(笑)すみません。」とバッサリ。わざとやってみた時に感じたそうですが、自分がDJっぽく話そうとするとうわべのことしか話さなくなってしまい、本音で話せなくなってしまうそう。そんな本音を言わないラジオと今のようなラジオ、「どっちがいい?」と楽しそうに聞くと、スタジオのスタッフ達が「今のままの方がいい」と答えたようで、その反応の"裏"を察した光一さんは笑いながら「あいだを取れ!ってことでしょ?本音はね!」と自分自身にツッコミを入れていました。
結局「DJ光一」は披露されず「どうにかして昔の放送を起こしてみてください」とリスナー各自に投げられてしまいました。ファンからは「今のままテンション低くてOK!たまに興味があるときテンション上がる光ちゃん好き」「『どっちがいい?』にキュンとしたじゃん」「そんな素直な(?)ありのままの光ちゃんが好きだ」と歓喜の声があがっていました。
「人は緊張しないと自分を超えられない」
とはいえ舞台などで見せるストイックな光一さんも、もちろん同一人物。去年話題となった舞台「ナイツテイル」で共演した上白石萌音さんがラジオで光一さんの言葉として「人は緊張しないと自分を超えられない」を紹介していたことから、この言葉について、リスナーから「もう少し詳しく教えてほしい」といいうメールが届きました。
この言葉は実際は光一さんオリジナルのものではなく、何かで聞いた言葉だそうで、それを自分なりに解釈して受け止めたとのこと。緊張とは言っても、ただガチガチに緊張しただけでは自分のパフォーマンスを落としてしまいますが、事前に充分、稽古や準備をしたうえで、まずは自分の自信をつけていかなければならなず、特に光一さんたちのように人前に立つ仕事というのはとても怖いものだと語ります。
「これだけ稽古をしてきたから大丈夫」という良い緊張感を持つことで、そこから生まれるものを超えていこうという思いがさらに発見に結びつくそうです。これは人前に立つお仕事に限らず、一般のお仕事や人生にも通じるところがありますよね。そういう思いを持っているからこそ、光一さんの舞台は進化し続けているのかもしれません。
「常に良い緊張感は持つべき」がブーメランに?
「常に良い緊張感は持つべき!」と言い切った後に「ラジオでも常に持てよってことでしょ?怒られるでほんまに!」とまたまた自分にツッコミ。自身の発言が見事なブーメランとなってしまったようです。どうやらこのラジオとなると「ごめんなさい、全然緊張してないです」とのことでした。ある意味、リラックスした素に近い光一さんを感じることが出来る場ということで、ファンにとってはそんな姿もうれしいものではないでしょうか。
今回は光一さんの面白いところや自由なところ、そしてお仕事への姿勢などが少しずつ垣間見れたとても楽しい放送回となりました。聴き逃した方は、ぜひタイムフリーでチェックしてみてくださいね。
http://radiko.jp/#!/ts/QRR/20190326000000
(文:KinKiKidsライター ドナ)