元モーニング娘。の後藤真希さんが不倫の末、泥沼裁判に突入していることが『文春オンライン』(週刊文春)によって報じられ、本人も自身のブログで「不倫」が事実であることを認めました。この一連の報道に、ネットでは一部の人たちから「ゴマキの不倫は夢がある」といった声があがっています。
いつもマイペース?ファンと「呑んで」た過去も
後藤真希さんはモーニング娘。の人気を決定的なものにした立役者的人物で、1999年に3期メンバーとして加入。加入翌月にはセンターに抜擢された「LOVEマシーン」が発売されます。当時まだ中学生だった後藤さんですが、この「LOVEマシーン」のPVには見事な金髪姿で登場。メンバーには25歳の中澤裕子さんもおり、決して10代を中心に構成されたグループではなかったにも関わらず、圧倒的なルックスでセンターを悠々とものにしました。中学生という若さや、金髪は「(学校の規則の方は)いいの?」という世間の心配をよそにマイペースながら一躍トップアイドルの座につきます。加入オーディション当時、プロデューサーのつんく♂さんに「10年に1人の逸材」と評されたことも有名な話です。しかし、わずか3年でグループを卒業。その後、一時的に露出もなくなり、あの伝説のアイドル・ゴマキが「今どこで何をやっているのか」についてはネットで常に噂されていました。当時ネットでは実家の居酒屋にファンを呼んで楽しく過ごしていることが噂されており、トップアイドルと仲良くなれるチャンスがあることに驚愕の声があがっていました。後に本人もテレビ番組でファンと楽しく「呑んで」いたことを話しています。
トップアイドルなのに野心ゼロ?
芸能活動を再開し、久しぶりにテレビに出演した際は、変わらぬ可愛さに「やっぱりかわいい」「全然劣化してない」など絶賛の声があがり、本格的な活動再開を望む声が多くあがっていました。しかし、本人は自身が「ゲーマー」と公言するほどのゲーム好き。芸能活動そのものに何か情熱がある素振りはなく、好きな時に好きなことを出来ればよさそうな風情。あっけなく、一般男性と結婚すると、相手の男性が割とヤンキー風であることが噂され、「親近感しかない」「もっと金持ち狙えるのに」「ゴマキ、ヤンキーなだけだった」などの声があがりました。ある著名人も後藤さんのことを「日本で一番かわいいヤンキー」と評したことがあるほど、後藤さん=ヤンキーのイメージがあるようですが、それについて特にネガティブに語られることがなく、野心的ではないことが逆に評価され、好感を持っている人が多いようです。
日本中の派遣社員に夢と希望を与えた?
そういった背景もあり、後藤さんは「もしかして自分にも可能性がある」のではないかと感じさせてくれるようで、今回の不倫報道についても「夢がある」と自身の可能性を感じずにいられないファンが多かったようです。「あのゴマキ」と肉体関係を持った人物がIT社長やセレブなどではなく、28歳・派遣社員であることや、ネットを通じて元彼と連絡を取っていたことなどが報じられると、ファンとしては「自分でもチャンスがあった」のではないかと思わざる得ないよう。ネットでは、「夢を与えてくれる」「夢ありすぎる」「日本中の派遣社員に夢と希望を与えた」「ある種の夢を感じたのは僕だけではないはず」などの声が多くあがっていました。もちろん、不倫の犠牲になった人物や今回の報道で不快感を持った人も多く、決して肯定的に話されるべきことではありませんが、昨今の芸能人の不倫報道の中では少し変わった反応だったようです。(文:豊崎ジーン)