俳優の窪田正孝さんが、2020年前期(現在放送中の「まんぷく」の3作後)のNHK朝ドラ「エール」の主人公役を務める事が発表され、話題になっています。
【速報でーす】
2020年前期 連続テレビ小説
「エール」
主演:窪田正孝
作:林宏司昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而さんとその妻をモデルに、音楽とともに生きた夫婦の物語を描きます。
放送予定は、2020年春からです。
よろしくお願いします。▼くわしくは▼https://t.co/QLCCH0kG0w
— NHK広報局 (@NHK_PR) 2019年2月28日
6年ぶりの"男性が主役"に「マッサン」って主人公男性だったの?
「エール」は、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」等、有名な曲を数多く手掛けた作曲家・古関裕而さんをモデルにしたお話で、2014年放送の「マッサン」以来6年ぶりとなる"男性主人公"のお話となるようです。朝ドラと言えば、戦前や昭和の時代を強く生きた女性が主人公というイメージが強いですが、今回は男性が主人公のお話とあり、ネットでは「男性の主人公とか珍しい!」「男性が主役の朝ドラとかあるんだ!」と言った声が多く見られました。また、男性の主人公は「マッサン」以来という事を知った視聴者から、「マッサンの主人公ってシャーロットさん(マッサンの妻の役のシャーロット・ケイト・フォックスさん)だと思ってた!」という驚きの声もありました。
「おめでとう!」「嬉しい!」ファンから喜びの声続々
今回の一報を受け、窪田さんのファンからは「おめでとう!」「嬉しい!」「これは見なきゃ!」と言った喜びの声が多数見られ、"窪田くん"という単語が一時トレンド入りするなど、大きな盛り上がりを見せました。さらには、朝ドラファンからも、「窪田くんが主人公なら見たい!」「楽しみ」「古関さんの話なら尚更興味ある!」と言った期待の声が上がっていました。
「若手の登竜門」から「安定の朝ドラ」へ
そして、今回の窪田さんの起用を受け、近年の朝ドラに見られる"ある傾向"が見えてきたようです「朝ドラ」と言えば、従来は、「オーディションで選ばれた無名にちかい新人女優」が主役に抜擢され、朝ドラのヒロインをきっかけに人気女優へと成長していくパターンが多かった(「あさがきた」の波瑠さん、「わろてんか」の葵わかなさん等)のですが、今回の窪田正孝さんはじめ、「まんぷく」の安藤サクラさん、次の朝ドラ「なつぞら」の広瀬すずさん、さらにその次の「スカーレット」の戸田恵梨香さん等、最近は、既に実力と知名度のある女優、俳優を主役に起用していく傾向があるようです。既に実績や知名度のある人の方が、演技力の面でも安定しており、視聴者としても馴染みやすいという利点もあるのかもしれません。今回は窪田さんに既に知名度がありますが、男性主人公という点は新鮮な印象。珍しいタイプの朝ドラになりますが、窪田正孝さんの演技に期待したいですね。(文:中島華)