2月20日に放送された「徹子の部屋」にさかなクンが出演。番組中では、トレードマークにもなっている“ハコフグ帽”について熱く語るさかなクンですが、無茶振りで“ハコフグ帽”を脱ぐことになった時に見せた機転が話題になっています。
“ハコフグ帽”への思いを語るさかなクン
20日に放送された「徹子の部屋」にゲストとして登場したのがさかなクン。早速、魚のスペシャリストとして、黒柳徹子さんそっくりな魚として「フラワーホーン」という熱帯魚を紹介。2つの種類を交配させて誕生した「フラワーホーン」は玉ねぎのような球体の大きな頭と赤を基調とした美しい魚で、徹子さんも興味津々。続いて、さかなクンのトレードマークとも言える“ハコフグ帽”への質問が飛びます。さかなクンによると、小学3年生の時に魚屋の水槽でハコフグを見て、フォルムのかわいらしさと他の魚からの体当たりにも負けずに必死に泳ごうとする姿に感銘を受け、この魚を好きになったそう。こうして好きなったハコフグを帽子にした“ハコフグ帽”がさかなクンのトレードマークとなっていますが、実は5種類あって、野山や海に行くときに被るというカジュアル用、夏用のメッシュタイプ、海に潜る時の水中用、楽器を吹くときに使用するタイプなど、場面によって使い分けているとのこと。今回収録で着用しているのは、さかなクンが名誉博士・客員准教授を務める東京海洋大学の名前が入った学帽タイプのものになります。
無茶振りで”ハコフグ帽”を脱ぐことになったさかなクンが見せた機転とは?
5つの中でも徹子さんが最も興味を持ったのは黒い色の冠婚葬祭用の“ハコフグ帽”。すると、「ちょっと被ってみて」と徹子さんからリクエストが。普段から”ハコフグ帽”を肌の一部としてしているさかなクンにとっては、キャラ設定で人前では脱げないこともあり「ギョギョギョ!」と思わらず悲鳴が飛び出します。「どうしよう」と困るさかなクンが考えた秘策が、「あっ、UFOが!」だと言い、徹子さんの視線が自分ではなく、天井に向いている時に帽子を変えるというもの。徹子さんもカメラさんも別の方角を向いている一瞬で、誰にも見られずに“ハコフグ帽”を取り替えることに成功したさかなクン。徹子さんによると、黒色の“ハコフグ帽”は随分と印象が変わるとのこと。最後は、徹子さんが「あっ、UFOが!」と気を使ってくれて、元の“ハコフグ帽”を着用してさかなクンは、ピンチを乗り越えます。
機転を見せたさかなクンへのネットの声
放送を見た人からは、「さかなクン ゲストの徹子の部屋近年稀に見る神回」「徹子の部屋のさかなクンさんやばいな!」「さかなくんの、徹子さまーーーっっっ‼︎がツボる」などの声があがっていました。無茶振りをする徹子さんと、なんとかキャラ設定を守りつつ乗り切ろうとするさかなクンの攻防はスリリングで"神回"というのも納得の面白さがありました。ちなみに、前回、さかなクンが「徹子の部屋」に出演したときも、トーク中に連発したさかなクンのダジャレをことごとく徹子さんがスルーした姿が面白いと人気を呼びました。徹子さんとさかなクンの絡みは、面白くなることが多い当たりの組み合わせと言えますね。(文:かんだがわのぞみ)