毎週土曜日bayfmで22時から放送されている「堂本剛とFashion＆Music Book」。2月16日の放送はバレンタインの翌日、そして語呂合わせで「似合う色の日」ということでファッションと恋愛の話でした。リスナーの質問や「アドバイスが欲しい」という言葉に真摯に答えていく剛さんに共感や「ためになる」という声が多く上がっていました。
意外と辛口！？ファッション相談に「体型的に厳しいなら痩せるしかない」
パーソナルカラー診断に行ったリスナーさんからの質問で、「ネイビーとベージュを着たら戦時中みたいと言われ、赤を羽織ったら紅葉狩りみたいと言われてしまった。どうしたらいいのかわからない」といったメールが送られてきました。服の色がしっくりこない、ぼやけてしまうというところで、剛さんも自分自身では黄色を選ばないといいます。ただ、黄色は着ないけれどそれに近いからし色は好き、また系統が似たベージュも好きで着るとのこと。自分が普段チョイスしない色でも似た系統やくすんだ感じにすれば使うこともできるそう。確かに一言で「赤」といってもかなり幅広いので、暗めの感じなのか、少しピンクよりなのか、はたまたくすんだ感じなのかによってもだいぶ印象が変わってきます。極論としては「自分が着たいものを着ていればいい」としていますが、こればっかりはその方の体形やルックスも影響するとのこと。例えばシャツが似合わない人もいる一方、シャツを着ていれば様になる人もいる。いろいろなファッションを着たおして、自分のカラーを見つけて定着させていくのがいいと語ります。その中で時に「こういう服を着たいけど体型的に難しい」というのであれば、それは痩せるしかない。「それでも食べてしまって痩せられない」というのであればファッションは「あきらめた方がいい」と、ちょっと辛口な意見も。そのままの体型で似合うファッションを探すのももちろんアリですが、やはり体型を変えないと合わない服を着たいということであれば、そこはそのために努力が必要ということですね。ファンからも「痩せるしかないでダイエットやる気出た」「おしゃれな服着られるように痩せよう」「やる気だそう」とダイエットに前向きになる発言が多く出ていました。
嫌われないようにしても「それは何の時間なんだろうと」
続いては恋愛の話。剛さんには10代や20代のファンも多くいて、そのような恋愛の悩みもたくさん寄せられます。今回は5通の恋愛にまつわるメッセージを読み、剛さんなりの恋愛アドバイスを親身に語ってくれました。恋愛に関して、剛さんは「なにが正解でなにが正解でないかを求めるものではないと僕は思う」と語ります。例えばナンパで知り合った…というフレーズにやめといた方がいいんじゃない？という方もいるし、私は気にしないという方もいる。でも、そこは自分の話だから「自分が正しいと思うかどうか」が大事であって、他人がどうこう言うことでもないとのこと。「だから僕がどうこういうことでもない」と自分自身の意見を尊重するようにアドバイスしつつも「もし相手に嫌われたくないなと思っているのであれば、嫌われないように生活するだけ。でも本来の自分自身が嫌われる可能性があるから、本来の自分を出さないというのであれば、じゃあそれは何の時間なんだろうと僕は思ってしまう」とのこと。そういう恋愛の中でも気が付くことがあるので一概にダメというわけではないが、本当の自分を好きでいてほしいから自分を曲げてまでの恋愛は"違う"と感じているそうです。
「ただその人をまだ好きなだけ」未練についての解釈に感動の声
また未練を持つことにたいしても、「未練という言葉の言い方で、悔いみたいなネガティブな意味になってしまう。ただその人をまだ好きなだけ。それでいっかなって思う。しゃーない、好きやねんから。」と語ります。ストーカー的な発想ではなく、ただ自然に他の人が気になっていき、その人のことは好きじゃなくなっていくまでは、シンプルにその人のことが好きということでいいとのことです。アドバイスはするものの恋愛はやっぱり難しいという剛さん。「客観的に見て、幸せそうだなぁと思える方がいいと思う」と剛さんは最後に締めました。そんな真摯なアドバイスに恋愛に関してだけではなく人生に気づきを感じた方も多かったかもしれません。ネットでは「心に刺さる内容」「生きることを真剣に考えるの大事」など感動の声が多くあがり、さらには「剛さんの幸せも願ってます」と剛さんの恋愛を応援するような声もあがっていました。悩み相談がしたい方や悩みを抱えている方も、ぜひ一度剛さんのラジオを聞いてみてくださいね。（文：KinKiKidsライター ドナ）