7月2日に放送された「マツコ会議」(日本テレビ系)には、今年ソロデビュー20周年の堂本剛さんが初出演。ジャニーズにいながら「堂本剛」という独自の世界観を作り上げることについて語る中で、剛さんが「本当の自分」についての考え方を明かし、話題になりました。
■「本当の自分がとうとういなくなってしまう」堂本剛が当時の葛藤を明かす
△今夜11時からの #マツコ会議 は▼
💜シンガーソングライターデビュー20周年の
#堂本剛 が #マツコ会議 に登場!💟✨💜初共演の#マツコ と#堂本剛 が本音を語り合う😳💜
TVerでも同時配信📺💡
ぜひお見逃しなく✨🕺💜 pic.twitter.com/Xy5xnRbcnt— NTVマツコ会議 (@ntv_matsukomt) July 2, 2022
今回の番組では「この仕事を始めたときは全く喋らなかった」と振り返った剛さん。「なんでそんなに喋らへんねん、関西人やのに」とジャニー喜多川元社長にも言われていたそうです。
そこで剛さんは「お笑いの方の漫才をいっぱい観て無理やり喋ってた」「本当の自分は求められてなくて求められている自分を生きるっていうことが僕の大事なことだと思ってやった」と漫才を勉強した理由について語りました。
求められる自分を生きる中で「本当の自分がとうとういなくなってしまうという不安も出てきて」という剛さん。
1995年に放送された剛さん主演のドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)については、忙しすぎて記憶がほとんどないそうです。おかげで再放送時に「犯人誰かわからなくて楽しめました」と言って、笑いを誘いました。
■堂本剛、本当の自分がいなくなる不安から音楽を通した自己表現の世界へ…
本当の自分に悩んでいる剛さんに気づいたのか、ジャニーさんが「こんな僕を色々見て誰かが作り上げる自分ではなく、自分をプロデュースして自己表現するっていうことを音楽を通してやりなさいって道を与えてくれた」と話します。
「堂本剛が何かをアウトプットするなら今までやってきた仕事の中のやってないことをやりなさい」とも助言され、その言葉が現在の活動につながっているようです。
自己表現を追求してきた20年間は「シンプルに長かった」「苦労のほうが多かった」と振り返る剛さん。
この話を聞いたマツコさんは「望まれていることだけやり続けてしまうとすっからかんになっちゃうってほんとに多分この世界で本気で仕事してる人ならみんな感じてること」と大きく共感します。
さらに「あたしもなんか言いたいこと言っているように皆さんからは見えるかもしれないけども、でもやっぱりすごいTVショー的なことをやってる」と、求められている自分でいる部分があると吐露していました。
第一線で活躍し続ける剛さんとマツコさん。活躍するジャンルは違えども、お互いの考え方に共感し合う場面となりました。
■話を聞き出したマツコにファンも感謝!
ネット上では「本当の自分の話深かったなあ」「剛君の考え方本当に素敵」との声が。
ほかにも「マツコさんがちゃんと剛君のことをとらえていてさすがだった」「今までに見た番組の中で一番マツコさんが寄り添ってくれてた」と剛さんの深い話をたくさん聞きだし、優しく寄り添っていたマツコさんにファンから感謝の声も見られました。
また「もう終わったの!?」「体感5分だった」「足りない!」「まだまだ聞きたい!」と30分の番組ではまだまだ物足りないというファンも続出。
ファンにとっては、ソロデビュー20周年の歩みを本人から聞くことが出来た興味深い放送となったのではないでしょうか。
また、会話のテンポが合い、考え方が似ていた剛さんとマツコさん。収録はトークが白熱したようで2時間にも及んだとのこと。いつか未公開場面が放送されることを期待したいですね。
【番組情報】
マツコ会議
https://tver.jp/lp/episodes/ep0a6egpwi
(文:藤堂さと/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)