12月25日に放送された「堂本剛とFashion & Music Book」（bayfm）では、難聴を患っているリスナーのメッセージを紹介。剛さん自身の経験を踏まえてアドバイスする場面があり、話題になりました。
■堂本剛、難聴を患うリスナーに理解を示す「合わせていくことが大変」
22:00～ #堂本剛 『堂本 剛とFashion&MusicBook』 #FashionMusicBook https://t.co/Ggt2ACEx2W ▽「今年一番聴いた剛曲」を紹介！募集メールテーマ『ふTUおた』『ENDRECHERIから影響を受けて出来た曲やメロディー（mp3で受付中）』。⇒tsuyoshi@bayfm.co.jp #bayfm https://t.co/FcolfzXJw9
— #bayfm (@bayfm78MHz) December 25, 2021
今回の番組では、難聴を患っているリスナー2人のメッセージを紹介。
剛さんが突発性難聴を患っていることを知ったというリスナーは、剛さんが音楽を続けている姿勢を見て「自分は難聴を言い訳にしていたのかもしれない」と感じたことがあるようです。
また、もう一人のリスナーは「一部の聴力が急激に低下して耳の不調が襲ってきた。自分が諦めたら終わり、『自分だけを自分を信じて』との言葉にはっとした」と剛さんの言葉に励まされたとのこと。
剛さんは、２人のリスナーに共通していることとして「やっぱりなんかこう『迷惑がられる』とかね、なんかこう様々な不調が、今まで経験したことのない不調が始まるので、自分がまずそれに、初めての経験なんで、合わせていくことが大変なんですよ」と理解を示します。
■「突発性難聴になって…」堂本剛『今できること』と『求められること』にギャップを感じていた？
さらに、自分のことに置き換えて「『これってどうなん？』って聞かれても『僕も分かりません』みたいなこともその質問の中には多々ありまして『いやちょっとやってみないと分かりません』とか、極論それなんですよね。それを求められちゃうと」と語りました。
音楽活動をする中で「ま、例えば僕で言えば『この状況で歌える？』って言われたときに、突発性難聴になってドクターストップかかってから、初めての経験になるから、極論分からないんですよね」と手探りの状態が続いたという剛さん。
そうした時「自分の感覚の中で、多分これぐらいだったらいけるんじゃないかってことはあるんですけど」とした上で「それがあまりにも求められてるものよりも低すぎるんですよ。だからそれはもう、カウントされないです、なかなか。『いや、それはちょっとなぁ』って言われちゃうんです」と"今できること"と"求められること"へのギャップがあったようです。
そのため「それ以上応えようとすると元に戻らなければ無理かもっていう感じになってくる」と言い「あぁ、迷惑かけてるなってなる」と心境を告白。当時は「また自分の病気の事でみんなが話し合うことになっちゃってるなとか」と考えていたと言います。
■リスナーへメッセージ「何も傷つく必要はない」
続けて「迷惑かけてるなっていう気持ち」から「諦めてしまいそうになったりする」気持ちはあると推し量った剛さん。それでも続けられるのは「環境に寄りけりじゃないかなって思います」と話します。
自身の環境について「僕はファンの方々が、寄り添ってくれる方々が多いので、頑張れてるだけです、ほんとに。ちゃんとここまで説明しないと理解してもらえない人もいるだろうし、説明しなくても『あ、説明なんていらんから』って寄り添ってくれる人もいるし。環境なんです。ほんとに」と語りました。
さらに、リスナーに向けて「何も傷つく必要はないし、安心して過ごしてくださいと思ってます。そういう自分を輝かせてくれてる、そういう人だったり場所だったりっていうのが、この地球上には絶対どこかにあるので、そこに向かって歩いていってほしい」とアドバイスします。
剛さん自身は「僕が強いとか優しいとか、特別そういう能力に長けているってことではない」と謙遜しながら「自分でいろんな人の協力を得て、そういう場所に導いていってもらえたって、僕は幸せ者でもあって、今こんな自分でも努力をすればかなえられる時間が一つずつ作っていけてるんだと思うんですね」と周りに感謝していました。
■堂本剛、どんな状況の中でも大切にしてほしいことは「愛すること」
そして、大切なことは「自分自身を愛することと、自分に愛する人がいるのであれば、その人を愛し続づけることね。自分を愛し続ける事。これだけはもう、ぜひやってください」と訴える剛さん。
もし、悩むことがあればこの番組を通して寄り添うこともできると言い「暗いトーンになりがちだけど、そんな話ではないよーって僕は言ってあげたいなと思う」とコメント。
難聴を患うことへの苦悩について「自分の体を通して自分なりに理解はしてるから」としつつ「100％楽観的には思ってないよ。でもこういう話を、『重たい話、暗い話』っていうふうに取ってしまう世の中もそもそもどうかなと思うから、なんか、前向きにね。明るく、生きてってほしい」「一緒に生きていきましょう」と呼びかけました。
このメッセージのあと、番組で流れたのはENDRECHERI『愛のひと』。この選曲もファンにはたまらなかったようです。
ネット上では「いまつらい思いをしている人達に、剛くんの想いが届いたらいいな」「今年もたくさんの優しい想いをありがとうございます」「優しさ強さを剛くんにはいつも教えて貰っているなあ」と感動したという声があがっていました。
今年最後の放送だった「堂本 剛とFashion & Music Book」。優しさに溢れた剛さんに、今年も励まされたという人は多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
堂本 剛とFashion & Music Book
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20211225220000
（アイドル担当ライター：ドナ/編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）