6月28日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、ピアニストの清塚信也さんが登場。清塚さんが関ジャニ∞の「大阪ロマネスク」をクラシック風にアレンジした演奏を披露して話題を集めました。
■清塚信也が関ジャニ∞「大阪ロマネスク」を語る
関ジャニ∞さんとそのファンの皆様に大阪ロマネスクをお聞かせ出来ただけで、この企画は大成功です。ありがとうございました。
あとはYAMAHAと、限りなくアコースティックに近い電子ピアノの製造を頑張ります…。笑#関ジャム
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) June 28, 2020
番組では、ピアニストの清塚信也さんが「全て(の技術)を入れても良いかなと言うくらい本当この曲僕は大好きですし。クラシックアレンジができると思うんですよ」と太鼓判を押す関ジャニ∞の楽曲は「大阪ロマネスク」。
この曲について、清塚さんは「わび・さびが効いてるくらいの切なさを持っている。ヨナ抜き音階に近い美しいメロディー。コード進行が停滞していないので、非常に強弱とかアレンジの表情がつけやすく、クラシックアレンジに向いている曲」と絶賛します。
また、清塚さんはアレンジのポイントについて、7つのポイントをあげます。
1つ目は「高い音から弾き始める」2つ目は「頭サビの3回目はあえて抑えて弾く」3つ目は「パワーコード上Ab下Ebで広がりを見せる」。
そして、4つ目は「音の広がりを見せる時にテンポを粘らせる」5つ目は「Bメロは8分で和音を刻む」6つ目は「1サビはあえて抑えて演奏」7つ目は「アルペジオを多く使ってフルオーケストラのように」と解説しました。
他にも清塚さんは「村上くんいつも弾く時ちょっとこう斜めに一個ずつ大事に弾くんで、そのモノマネをします」と、関ジャニ∞ではキーボード・ピアノを担当する村上信五さんの癖を忠実に再現することを宣言しました。
■清塚信也が奏でるクラシックアレンジ「大阪ロマネスク」が感動的と話題!
清塚信也【大阪ロマネスク】Osaka Romanesque https://t.co/iczABwJiQz @YouTubeより#関ジャニ∞#関ジャム
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) June 28, 2020
清塚さんは、ピアノでクラシックアレンジした「大阪ロマネスク」を演奏。
すると、関ジャニ∞・大倉忠義さんは「これファンの中でも1位、2位を争う曲なんですけど、人気曲として。これ多分泣いちゃってると思います」とファンも感動するほどの仕上がりではないかと感想を語ります。
また、横山裕さんは「なんか今聴いてて、色んなことあったなって思い出しました」と感極まった表情を浮かべていました。
一方で、村上信五さんは「大阪ロマネスク」を知らない人にもこの曲の素晴らしさが伝わると清塚さんの演奏を絶賛します。他のメンバーの話を聞いた横山さんは「俺、今から関ジャニの昔のDVD観るわ!染みたわなんか…」と過去を懐かしむように話しました。
今回の放送について、ネット上では「大阪ロマネスクはただでさえ涙必至なのになぁ…クラシック染みるなぁ…横山くんの感傷的になってる姿も泣いちゃうな」「清塚先生の大阪ロマネスクピアノアレンジで涙腺崩壊。横山さんと村上さんと大倉くんの切ない表情見て余計に泣いた」「ロマネはあかん。泣ける。泣く。涙しかない。ヨコも言ってたけど何かいろいろ思い出したわ」などのコメントが上がっています。
清塚さんのクラシックアレンジの「大阪ロマネスク」は心に染みるものがあったのではないでしょうか。また、曲を聴きながら昔のことを思い出した大倉さんと横山さんが切ない表情を浮かべているのが印象的で、ファンにとっても特別な放送回となったようです。
(文:かんだがわのぞみ)