5月25日、ジャニーズ事務所公式YouTubeチャンネルで関ジャニ∞が動画「〜いま伝えたいオモイ〜 関ジャニ∞」を配信して話題になっています。
■リモートでの『オモイダマ』の歌声が話題
〜いま伝えたいオモイ〜 #関ジャニ∞ #SmileUpProjecthttps://t.co/hbUrTjDCcD @YouTubeより
— Johnny's Smile Up! Project (@smileup_project) May 25, 2020
ジャニーズグループが社会貢献・支援活動の一環として行っている「Johnny's Smile Up ! Project」。今回は、YouTubeの専用チャンネル「Johnny's official」で、関ジャニ∞が、2014年にリリースし、「熱闘甲子園」(テレビ朝日系)のテーマソングとして起用された楽曲「オモイダマ」をリモートで熱唱しました。
5人体勢になり公共の場では、初のお披露目となる「オモイダマ」。昨年末から、大倉忠義さんは、トレーナーに師事しボイスレッスンを受け、安田章大さんと横山裕さんも自宅で音楽の基礎訓練・ソルフェージュを行うなど、関ジャニ∞のメンバーは、改めて歌と真正面に向き合っています。
リモートでも音がぶれることなくしっかりとハモリも響かせる歌唱に、ネットでは、「大倉くん歌、上手くなってるなぁ」「オモイダマの力強い歌声、とても素敵でした」「歌詞もいいけど、歌声が心にぐっとくる」と盛り上がり、5人の歌唱力の高さに注目が集まりました。
■高校球児に想いを寄せ、関ジャニ∞5人が白球をイメージした白い衣装で登場。
「オモイダマ」を披露するに当たり、安田さんは冒頭で、高校生が書いてくれたこの曲の歌詞に5、6年経った今でも勇気をもらったり背中を押されたりすることがあることを明かします。
「今は、こんなに悔しい世の中になっちゃていて、終わりが見えない分、前を見れない気持ち…痛いほどよく解ります。けど必ず僕たちには明るい未来が待っていると思います。だからその希望を僕たちらしく、今だからこそこうやって改めて伝えよう」と、今回、歌うことになった経緯を説明しました。
新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった高校野球を始め、様々な大会やイベントが中止になり目標を見失ってしまった人や苦しんでいる人たちに寄り添う行動にファンは感動したようです。
ネット上では「関ジャニ∞を推しててよかったって心から思う」「関ジャニ∞がたくさん配信してくれてるの、誇りに思います」「5人のオモイダマ、届いてるよ!」と称賛の声が上がりました。
■安田「未来を勝ち取ってやりませんか」とエール!
5月25日は、本来であれば東京オリンピック2020の聖火ランナーとして出身地の兵庫県を走るはずだった安田さん。
そんな安田さんは、3年前、脳腫瘍の一つである「髄膜腫(ずいまくしゅ)」を患い開頭手術を受けました。
歌唱後、安田さんは動画内で頭を指さし「これが傷痕なんです」と手術の傷跡が残っていることや、日々の暮らしでも色つきの眼鏡がないと生活が出来きず葛藤していると語っています。
それでも支えてくれる人たちがいるから覚悟を持って立っていると言う安田さんに、ファンもネット上で「ヤスくんの言葉、すごい胸に刺さる」「色々な経験してきたからこそ、ヤスの言葉ってめっちゃ重みがあって響くよね」「ヤスくんの話に泣いた…話してくれてありがとう」と想いを受け止めるコメントがたくさん上がりました。
最後に安田さんは「みなさんもしんどい思いをしていると思いますがなんとか生き抜いて、未来を勝ち取ってやりませんか」とエールを送り「小さな幸せを見つけて歩みましょう」と締めくくりました。
今回の動画を通して、日々闘う人に、関ジャニ∞の"オモイ"は届いたのではないでしょうか。
(文:アイドル担当ライター 桜井なお)