堂本剛、ファンの相談に沁みる言葉「僕はそういう人たちに救われて、今日も生きていますから」

投稿日:2021/08/01 15:21 更新日:

毎週土曜日22時からbayFMで放送されている「堂本剛とFashion & Music Book」。7月31日の放送では「息苦しくて怖い」という高校一年生のリスナーに対して剛さんが優しい言葉をかける場面があり、ネットで話題になりました。

堂本剛

■「息苦しくて怖い」というリスナーに堂本剛がかけた言葉とは?

今回の番組には、リスナーから「学校にいるのが辛くなって、感情を出さなくなった。息苦しくて怖い」というメッセージが。

このリスナーからの「先生に頼ってもいいですか?」という質問に、剛さんは「今の教育の状況は、はっきりとは僕は分からないけれども、こういう心の深い所での話を、もちろん聴いてくれる先生いっぱいいると思うんですけれども、いまそう言う風に関わりすぎることによってとかね、いろいろな問題につながるんではないかと、警戒されがちだからこそ、先生方もなかなかそういう体制にならないんだと思う」と先生側のことについても触れつつ「すごくかなしいなと僕は思います」とまっすぐに答えました。

今回の悩みを送ってくれたリスナーに「ぼくと似てるなという感じがしました。人を傷つけるのがへたくそだから結果なんか自分を傷つけちゃってんのよね」と自分と重ねて優しく語る剛さん。

さらに「もしあなたがそうだったとしても一人ではない。僕もそうだし、いろんな人たちがそうだから。そんなに特別な話ではないって言うのを理解して大丈夫だよ」と、何もおかしいことではないと語りかけました。

そういった気持ちを緩和する方法として「そういうストレスの負荷によって疲れるのは当たり前だから。めちゃくちゃ簡単にできることは、足首から下?ちょっと足あっためるとかですね。肩をまわして血流よくするとか」とアドバイスをします。

「すごく簡単なことで言うと、そういうことも、騙されたと思って続けてみてください。少しは変わるから。自律神経ってあの、首の後ろとかにもあって、そこを整えていくことで楽になって行くっていう、そういう瞬間もありますんで」と言います。

■堂本剛、ファンの相談に沁みる言葉「僕はそういう人たちに救われて、今日も生きていますから」

また剛さん自身が音楽に救われた経験から「僕が音楽を作っている、一つのおっきい軸となっている理由としてもやっぱり、こういう子たち、こういう人たちの気持ちを救いたいと思って作っているので。自分がまぁそうだったしとか。あるからね」と楽曲制作についても語りました。

若いころにパニック障害を患った剛さん。その経験を踏まえるように、最後は「相談できる人がいるんだったら、素直にちゃんと相談した方がいいよ。僕もファンの人にこうやっていつもに聞いてもらえてるっていう安心感もあるし、もちろんまわりのスタッフさんにも話してるし、友達にも話してるし」と明かします。

続けて「全部を理解してもらえるなんて端から思うんじゃなくって、少しでも自分を理解してもらえる人、自分の思っていることを10個あったらその10個全部理解してもらえる人を少しでも多く作れたらいいなというような思いで、一つからでもいいから、理解してってもらうっていうのが大事なんじゃないかな。0よりはいいでしょっていう。一つ一つ自分ってこういう人間なんですって。こういうときに怖いと思うんですって、こういう時になんか急に苦しくなったりするんですって。それを『はぁ?』って言う人もいます。でも『あ、そうなんだ。じゃあこういう風にしてみようか』って言ってくれる人も、やっぱ人間っているんです。僕はそういう人たちに救われて、今日も生きていますからね」と語りました。

苦しいというリスナーに思いを届けようと約8分もの時間使って語った剛さん。ネット上では「今はその場を離れて、剛くんのおかげで今生きてます生きててよかったと言えるまでになりました」との声が。今回紹介されたリスナーと同じような経験をしてきた人にとって、グッとくる内容だったかもしれませんね。

さらに「今日も剛さんの愛情めちゃめちゃ感じた」と賞賛する声や「絶賛涙が止まりません。大丈夫、ひとりじゃない。愛の人沁みる」との声があがっていました。

■夏の過ごし方「甚平みたいのとか着て…」リスナーの意見に共感

続いて、今回のメールテーマ「私の夏の楽しみ方」についての話題に。コロナ禍でも夏を感じて楽しむ方法を募集しました。

リスナーからの「この季節を味わう。暑ささえも楽しむ。感覚的に楽しめたら十分」というメッセージや「浴衣でお出かけすること」というメッセージを紹介した剛さん。

剛さんも「甚平みたいのとか着て、作務衣みたいのとか着て。過ごすのもなんかいいよな」とリスナーの意見に共感して、今年の夏はトライしてみると締めくくっていました。

リスナーからの悩みに真摯に答える剛さんの言葉は、相談したリスナーだけではなく、たくさんの人の心に届く内容だったのではないでしょうか。

【番組情報】
堂本 剛とFashion & Music Book
https://radiko.jp/#!/ts/BAYFM78/20210731220000
(アイドル担当ライター:ドナ)

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