8月31日、動画配信サービス・Netflixでは、嵐のオリジナルドキュメンタリーシリーズ「ARASHI’s Diary -Voyage-」の第12話が配信されました。今回は「デジタルの世界へ」と題し、新たにデジタルの世界に挑戦する5人の思いが語られました。
■ファン賞賛!未来を見据えた松本のデジタル化への思いとは…
NETFLIXオリジナルドキュメンタリーシリーズ「ARASHI's Diary -Voyage-」が本日より配信開始!嵐がデジタルの世界への扉を開くまでの軌跡を、ぜひご覧ください!@netflixjp#Netflix #嵐 #ARASHI pic.twitter.com/UYfSww4B3K
— ARASHI (@arashi5official) August 31, 2020
これまで、ネット上での所属タレントの写真や動画、音源などの使用制限を徹底していたジャニーズ事務所。今回は、そのやり方を覆すデジタル化にあたり、メンバーの思いが明らかになりました。
今回の番組で、櫻井翔さんは、海外の人たちが手軽に嵐の音楽に触れることができるように、そして、これまで嵐の楽曲を聴いたことがない日本の人に向けても「もっと知ってもらいたい」とコメント。
また、二宮和也さんは時代の流れにあった提供の仕方を見直すことが大きかったと述べました。
中でも印象的なコメントを残したのは、松本潤さんでした。
松本さんは10年後、20年後を見据え世間がCDを聴かない状況になる可能性があることを示唆し、そうなった時に「自分たちの音楽がなかったことにされるのは俺は悔しい」と心中を語りました。
これにファンは、ネット上で「ヲタクは『後々まで残るモノ(円盤)がほしかった…』とか言ったけど、実は後々まで残すためにこそデジタルで出したんだ」「潤くんの言葉刺さった。手元に残る形あるモノではないけれど、この先ずっと伝えられるツールであるデジタルを選んだことは大正解だと思う」「私は嵐の選択が嬉しい」などと反応。
デジタル化に最初は戸惑ったという声も見られましたが、嵐の思いや覚悟を知り、納得した上で賞賛するファンが多かったようです。
■超多忙スケジュール…チャンネル開設準備の裏側
2019年11月3日のデビュー日に公式YouTubeチャンネルで生配信を行った嵐。
この日に向け、およそ1か月前から予告動画の撮影やチャンネル開設、記者会見の準備が行われていたことが番組内で明らかになりました。
さらに、YouTubeチャンネルが開設されると、チャンネル登録者数を確認する松本さんの姿も。
また、相葉雅紀さんがスタッフに操作を教えてもらいながら、やっとの思いでチャンネル登録ができると「あぁ…できたよ」と思わず笑みがこぼれる様子も写っていました。
この番組では、嵐のスケジュールも明らかになり、昨年10月29日にレギュラー番組「VS嵐」(フジテレビ系)を3本収録し、その合間に記者会見の流れの確認と、生配信の予告動画の撮影を挟み、さらに翌日の30日には東京ドームで「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の公演があるという超多忙スケジュールだったことがわかります。
「VS嵐」の収録が終わると、29日の日付を回った深夜までリハーサルを行うメンバーの姿がありました。そんな忙しいスケジュールの中で、デジタル化に向けた動きも同時に行う様子も。
また、公演日当日の様子には、相葉さんがメンバーに向かってアロハのポーズをする瞬間がおさめられていました。
このアロハポーズは、コンサートの出番30秒前のメンバーの様子について、以前「VS嵐」で、櫻井さんが「全員とアイコンタクトして、相葉くんだけ、いっつもこう(アロハのポーズ)やってくる」とトークしたことがあり、そのことを覚えていたファンは「Netflixでアロハしてる相葉ちゃん見れた(笑)」とネット上でコメントしていました。
■「こっちには手玉がある」櫻井翔がニヤリ…
そして迎えた2019年11月3日。記者会見および生配信を前に、慎重な面持ちで段取りなどを確認するメンバー。
直前の舞台袖では緊張している松本さんが珍しく弱気な様子でいると櫻井さんが「大丈夫大丈夫」、大野智さんが「大丈夫だよ」と声をかける場面もあり、嵐のチームワークも垣間見えました。
その後、先頭に立って会見の舞台に出ていく松本さんに先ほどまで緊張していた面影はありません。それは、まさに表舞台に立つプロの顔そのもの。
そして、生配信終了後、初のインスタライブを行ったあとYouTubeプレミア公開という、この日も過密スケジュールで1日が終了。
動画のインタビューでは、この日のことを振り返り、松本さんは「初めてやることにみんな楽しみながらも緊張感がすごかった」と話しており、初めての試みであるため緊張や疲労もあったことを語りました。
二宮さんは、視聴回数や視聴者数が数字で目には見えるものの、実感が湧かないとし「そこまで現実味持って受け止めてないかもね」と話しました。
櫻井さんはデビュー記念日の過ごし方として「あんな11月3日ないんじゃない?」と話し、また、ようやく発表を終えた後も未発表のものがあることに対しては「まだまだこっちには手玉があるっていうゾクゾク感」と、ニヤリとした笑みを浮かべてコメント。
■櫻井翔のニヤリが「ゾクゾクする」と話題!『Voyage』12話に大反響
動画を見たファンからは、ネット上で「ニヤリと笑う翔くんに私の方がゾクゾク」「ニヤっとしながら話す櫻井くんにゾクゾクしたヲタクはここです」「翔くんの言葉ゾクゾクしました」といった声が相次ぎました。
また、緊張している松本さんにメンバーが声をかけた場面については「これが嵐なんだよ」「翔さんが言うなら絶対大丈夫だって思えてくる」「メンバーの『大丈夫』は強い。安心感半端ない。強い味方が周りに4人もいる。20年間の絆って強い」といった声も見られました。
12話は、初のデジタル化に向けてメンバーの少し緊張していた様子が伝わる回となっていたのではないでしょうか。次回の配信も楽しみですね。
(文:あさりん)