堂本剛の「孤独」「悲しみ」がリアライズするもの…「そういう風に今日まで来ました」

投稿日:2023/08/29 9:26 更新日:

毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion & Music Book』。

8月26日の放送では、一般的にネガティブだと捉えられることも少なくはない「孤独」について、堂本さんなりのポジティブな考え方を明かしたことが話題となっています。

ジャニーズ

(画像:時事通信フォト)

■悲しみに陥った時、「僕自身もネガティブ」な堂本剛はどのように考えるのか?

番組では、看護学生のリスナーからのメッセージを紹介。コミュニケーション学の授業において、「悲しみは自分を守る感情」という言葉が身に染みたそう。

超ネガティブ思考のため、「悲しみ」という言葉からどうしても負の感情が拭えなかったものの、自分を守れているとポジティブに変換できたと綴られていました。

堂本さんは「僕自身もネガティブだし、色々周りが見えちゃって、気になったり傷ついたりもするけれど」と本音。

しかし続けて、「やっぱり物事を達成するために必要なことってあるやんと思っていて。『それやってても進まへんし』と思ったら、『なんなん?』って思ったり」と、自身のこれまでの経験を踏まえてある種の割り切りも必要な場面があると話します。

「でも、人によってそれが難しかったりもするし。逆に得意だったりするかもしれないし。これはやっぱり人によって全然違う」と、あくまでその割り切りが人によって得意不得意分かれることにも言及。

「自分はそれを感じ取っていて、これをグルグル回ったりして、結局ネガティブになっていったり疲れちゃったりとか」と続け、リスナーのように「悲しみ」が「ネガティブ」に繋がってしまったこともあると明かしました。

■堂本剛の「孤独」「悲しみ」がリアライズするもの…「そういう風に今日まで来ました」

続けて、堂本さんは一見ネガティブに見える「孤独」という状況にもポジティブな側面があると切り出します。

「『悲しみは自分を守る感情』という言葉がメッセージにありましたけど。でも僕は孤独があったから自分を生きるってことをよりリアライズしたのかなと思ったりもしてるんですよね」と話した堂本さん。

自身の体験を振り返りながら、「孤独だから学ぶことが他の人よりもあるって考えだったりだとか」と話し、孤独とは自身と向き合う時間を増やすことになると説明します。

「だから、孤独はええもんなんちゃうかなあ。孤独って思い始めてから強くなれたなあって思います」と語りました。

■「孤独=悲しみ」は間違い!堂本剛が自身の体験を踏まえて主張「『自分』ってものが光ってくるって言うんですかね」

堂本さんの「孤独」に対する考えはまだまだ続き、「それはそれで作品をまた研ぎ澄ませるし、砥石みたいにね、なんか孤独は研ぎ澄ませれるなと思うんですよ」と主張します。

「静かな中でシャアシャアって研いでるだけの音しか聞こえへんような、孤独な、緊張したような空間だけど、それをどんどん研ぎ澄ましていけば、『自分』ってものが光ってくるって言うんですかね。そういう風に想像したりイメージしながら今日まで来ましたけど」と例えた堂本さん。

最後には冒頭に紹介された言葉に戻り、「ぜひみなさん、『悲しみは自分を守る感情』という言葉も自分の勇気に変えてみてください」と呼びかけました。

ネット上では、この「悲しみは自分を守る感情」という言葉を受けて、「悲しみによって人の痛みをわかることもできるし、悪いことだけではないんだよね」という意見だけでなく、「『孤独』になる時間は自分の内面を静かに深く見つめる事ができるし、癒しの時間でもあるんだよな」「確かに自分の本当の声をきくときには静かで孤独の中が1番よくきこえると思う」など、堂本さんの話に共感する声が多数見られました。

ネガティブな方が感じることも少なくはない「孤独」という状況にフォーカスし、ネガティブだという自身の体験を踏まえながらそのメリットを伝えていた堂本さん。

そのことで得られた自身の考え方を、決して強要するような形ではなくリスナーに紹介していく堂本さんの優しさが非常に印象的な時間でしたね。

【番組情報】
堂本剛 とFashion & Music Book
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20230826220000

(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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