6月10日放送の『堂本剛とFashion&Music Book』(bayfm78)では、剛さんが「雨」で思い出した吉田拓郎さんの話、また突発性難聴を発症した時のことを語る場面がありました。
(画像:時事通信フォト)
■堂本剛「それはそれは凄い出会いでしたね」吉田拓郎から教わって実行し感動したことを明かす
番組では、リスナーから募集した「雨だから」というテーマでトークを展開。
その中で、窓にあたった雨粒を見ているのが好きで、停めた車の中でも雨粒を眺めているというリスナーのメッセージを紹介します。
そこで「僕も車の中でワイパーを動かさずに、ずっと雨粒を見てるっていうの、これは吉田拓郎さんから教わったことですね」と切り出した剛さん。
なんでも、話の流れから吉田さんに「車の中で曲をかけたりしながら雨を見るのもいいよ」と言われ、その後、実際に車の中でジャズをかけながら雨を見てみたことがあったのだとか。
それは剛さんが若かりし頃だったそうですが、「それはそれは凄い出会いでしたね。『あ…こんなに雨ってジャズと合うんや。ブルースと合うんや』って」「雨すらも音楽とセッションさせるというか…」と、その時の衝撃を振り返ります。
「そんなふうにして過ごすってオシャレやなぁって思って実行して感動したことがあります。僕も大人になったなぁみたいな気持ちになった」と、懐かしそうに語りました。
■KinKi Kids堂本剛、突発性難聴で緊急入院した時に“癒し”を感じていた意外なものを吐露
また、雨音や蛙の鳴き声、小鳥のさえずり、虫の声を聞いているというリスナーのメッセージを紹介した際には、「僕も入院して、退院して、仕事も色々していく中で、虫の声とか雨の音とかは聞くようにしてたかなぁ」と明かした剛さん。
剛さんは2017年に左耳の突発性難聴を発症し、緊急入院。
「自然界の中にいる人間じゃない生命だったり、そういったものからもらう心地よさというのかな? そういうのを求めながら過ごしてたなぁというふうな記憶もあります」と、病気を患ってからの過ごし方を振り返ります。
当時、雨音が癒しだったという剛さんは、そんな風に自然の何気ない景色を見たり聞いたりすることを大切にしていたようで、「その中に自分を投影すると、色々自分と会話するみたいなことができたりして、心地いいですよね。その会話をすることがなくなった途端に急に無になるけど、またその無が気持ちいいっていうか」とコメント。
自然に癒されている時に自分の心と向き合っていたようでした。
■堂本剛から吉田拓郎の名前が!ファンからも「嬉しい」の声
これらの話についてネット上では、「剛さんから吉田拓郎さんのお名前が出てなんか嬉しい」「拓郎さん、ロマンチストだなぁ」「雨音に耳を傾けて雫の行方を見届けながら私も一休みしてみよう」といった声があがっていました。
まだまだ雨が続く季節。
吉田拓郎さんの勧めで剛さんが試したように、音楽を聴きながら雨粒を見てみたり、雨音など自然を感じながら自分と向き合ってみたり…。
いつもとは違う過ごし方をしてみるのも良いかもしれませんね。
【番組情報】
堂本剛とFashion&Music Book
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(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)