3月26日、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫さんがパーソナリティを務めるラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」(TOKYO FM)が放送。宮崎駿監督の家庭事情を明かし、注目を集めています。
(画像:時事)
■ジブリP鈴木敏夫、宮崎駿監督のプライベート暴露「問題があるんじゃないかって」
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— ジブリ汗まみれ (@renga_ya) March 26, 2023
今回は、2月に行われた「ジブリラブまみれ2023」座談会の番外編をオンエア。
鈴木さんは「彼もね、仕事大好きでしょ?」と、宮崎監督の話を始めます。
「そうすると、朝から晩まで働く。そしたら結果として何が起きるかっていうと、家庭をかえりみない」「いつの間にかね、そのご自宅はね、息子さんが主導権握ってるわけよ」と、宮崎監督の家庭事情を暴露。
しかも「それに気づくのにね、80(歳)過ぎて初めて気がついてるわけ! 遅いんだよね!」とツッコミ。これには周囲も笑いに包まれます。
家庭をかえりみないことについて、宮崎監督は「俺悪くないよね?」「俺は仕事やってたんだから」と言い訳するのだそう。
そんな宮崎監督に対し、鈴木さんは「働くっていうのはね、尊いし、尊かった時代もある。しかし現代はね、どうもそうじゃない。だから皆さんね、自分の家、家庭かえりみた方が…」と続けようとしたところ、「えっ?俺やってるよ?」「奥さんと毎週日曜日3時間の散歩をしてる」と言い返されてしまったのだとか。
しかし、鈴木さんは「『これだけのことやってるよ』って言い方そのものにね、問題があるんじゃないかって」と指摘しました。
■鈴木敏夫P、宮崎駿の妻から責任追及されていた
宮崎監督が家庭をかえりみないことについて、監督の妻とも話したことがあるという鈴木さん。
妻に言わせると、宮崎監督はジブリに生涯を捧げたため、その分家庭には目が向かなかったのだとか。
しかも、なぜそうなったかといえば「鈴木さんがいたせいよ」と言われてしまったそう。
座談会のメンバーからも、「(鈴木さんは)プライベートの女房役やられてるから」とツッコまれてしまいます。
宮崎監督の妻に責任追及されてしまい、「ちょっと反省したんですよね、僕」と自らを省みる鈴木さんでした。
■ジブリの名作の数々は宮崎駿が家庭を犠牲にしたおかげ?「それでよかったのかな」
もっとも、座談会のメンバーからは「でも駿さんが家庭を大事にしてたら、良い作品生まれなかったかもしれないですね」との指摘も。
鈴木さんは「そう! そうなの」と頷きつつ、「それでよかったのかな」と首をかしげます。
宮崎監督が生涯を捧げて映画を作ったおかげで、多くの人が幸せになったことは事実。
一方、「でもその弊害もどっかにあったんじゃないかって」と振り返る鈴木さんでした。
今週の放送に対し、ネット上では「監督の家庭を顧みない→息子が主導権,Privateの女房役,赤ずきんちゃんetcのお話に和みました」「話が深過ぎて笑っちゃってます」「聞き上手で引き出し上手なおじさまでご本人の話もおもしろいし、ゲストがめちゃくちゃいろんな業界の大御所だけどホストも大御所なのでそこでしか聞けないなって毎回思う」との声が上がっています。
宮崎監督のプライベートの様子が垣間見える貴重な回となりましたね。
宮崎さんも、鈴木さんがいるおかげで仕事に専念できているのではないでしょうか。
【番組情報】
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ
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(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)