12月4日に放送された「編集長 稲垣吾郎」(文化放送ほか)では、草彅剛さんが撮影してもらったことがあるという湿板写真について稲垣さんが興味津々になる場面が。終始草彅さんを羨む稲垣さんの姿が話題になりました。
(画像:時事)
■稲垣吾郎、草彅剛に嫉妬?世界に一つだけの“モノ”は「世界で二番目に古い」ものだった
今回の番組では、歴史の教科書に載っている坂本龍馬のような湿板写真を撮影できるライトアンドプレイス湿板写真館の和田さんがゲストとして登場。
湿板写真は1951年にイギリスで発明され「世界で二番目に古い」と言われている写真技法なのだそう。特殊な薬品を撮影する直前にガラス板に塗り、ガラスが濡れている間に撮影して現像しなければ画像が浮かび上がらないため、時間に追われる撮影になるとのこと。
NHK大河ドラマ『青天を衝け』で徳川慶喜を演じた草彅剛さんも、劇中で使用する写真を和田さんに撮影してもらったことがあるのだとか。
稲垣さんは写真が好きなようで「羨ましいです。僕も被写体となって和田さんの湿板写真に僕も写りたかった」と吐露。
また、和田さんが撮影している湿板写真は「世界に一枚、複製できない写真」なのだと言います。
■稲垣吾郎、興味津々「撮られてみたい」「撮ってもみたい」
稲垣さんは「僕はフィルム写真なんですけど、現像とか暗室とか、そういったものを教えてくださった方がいる」そうで、その人との出会いがきっかけとなり、写真の世界に「ハマってしまった」と明かします。
だからこそ「湿板までやってみたいって憧れはある」という稲垣さんは「撮られてみたい」「撮ってもみたい」と興味津々。さらに、和田さんが使用しているカメラは大正時代後期ぐらいのものと言われているそうで、レンズも100年以上前のものを使うようにしているとのこと。
稲垣さんは「すごいな~」と感心しきりで、タイムスリップしたような写真が撮れて解像度も高いことから「訴えかけるものがある」と湿板写真の魅力を熱弁しました。
■撮影で“動かない”指示が……稲垣吾郎「大変ですよ」
また、湿板写真の撮影手法も独特で「首おさえ」という特殊な道具を使い、被写体は6秒以上動いてはいけないそう。
草彅さんが撮影した時もその器具を使用したそうで「10秒」静止してもらわなければいけなかったとのこと。
稲垣さんも撮影で動かないよう指示されることがあるそうで「大変ですよ、動かないでいるの僕らも」とコメント。
しかし、企業広告のスチール写真でフィルム撮影をすることがあるそうで「気に入ってます」と語り「光、空気感とかね、もちろんそうですけど光の捉え方っていうのはやっぱり描写力だけじゃなくてその捉え方っていうのは……僕はデジタルよりも上だなと思います」と昔ながらの撮影技法への愛が止まりません。
稲垣さん自身も写真を現像する瞬間などが好きなのだそうで「命が生まれる瞬間って感じでドキドキします」と語りました。
■稲垣吾郎「草彅剛くんに嫉妬ですよね、僕は」
カメラや写真について語りだすと愛が止まらない稲垣さん。湿板写真を撮影できるのは日本で7軒ほどしかないと分かると「草彅剛くんに嫉妬ですよね、僕は」とボソリと呟くのでした。
ネット上では「『草彅剛くんに嫉妬ですよ』wwwだから!撮ってって!」「つよぽんに嫉妬しちゃうゴロちゃん可愛い」など、稲垣さんが湿板写真の被写体になることを望む声やその反応を面白がるコメントが。
ほかにも「吾郎編集長の写真熱も熱いですね~」「吾郎さんの写真の知識が凄すぎるな」と、その知識に驚く人もいました。
世界に一枚のオンリーワンな写真が撮影できる湿板写真。稲垣さんが常に前のめりで、草彅さんを羨ましがる姿から、写真への強い愛が伝わってきましたね。
【番組情報】
編集長 稲垣吾郎
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(文:霧島みつき/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)