10月31日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)では、俳優の濱田龍臣さんが出演。濱田さんが子役時代に出演したNHK大河ドラマ『龍馬伝』のオーディション秘話を明かし話題を集めました。
(画像:AFP=時事)
■濱田龍臣『龍馬伝』オーディション秘話を明かす
#ノンストップ
この後出演します!よろしくお願いします🙇♂️
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— 濱田龍臣(本人) (@hamatatsu_0827) October 31, 2022
濱田さんは子役時代にNHK大河ドラマ『龍馬伝』で主人公・坂本龍馬(福山雅治さん)の幼少期を演じたことでも人気を集めました。
濱田さんにメッセージを寄せた福山さんは「怖いシーンの撮影時にお芝居ではなく本当に泣いてしまったことも、でも『リアルさ』を映像に収めていくチームだったので、幼い濱田さん故の本物の感情や表情が映像に収められているというのは今となっては貴重なことだと思います」と当時の記憶を回顧。
『龍馬伝』に出演していた時、母親同伴で撮影所に赴いていたと濱田さん。「第1話で崖から飛び降りるシーンがあったんですけど、そこの時に結構ビビってて飛べないってなってたっていうのを」と母親から聞いたエピソードを紹介。
また、三上真奈アナウンサーが福山さんの印象を聞くと、濱田さんは「本当に一番最初にお会いしたのが本読み顔合わせの時で。その時にすごい福山さんの人としての大きさというか、温かさみたいなのを真に受けて感じて、こんな方の子供の頃なんだ自分ってちょっとワクワクしてたところはありましたね」と返答。
続けて、三上アナが「当時、オーディションに行った時とかで覚えていることとかありますか?」と尋ねます。
すると、濱田さんは「オーディションは結構、何回もあって第7次くらいまであったんですけど途中からは2人だけになったりもしてたり。あと、オーディションの時にこれも母から聞いたんですけど、他の子のお芝居を見ているので泣いちゃって、自分の時オーディションのお芝居で泣かなきゃいけないのに泣けなかったことがあったらしいと聞いて」とオーディションでは上手に泣けなかったと裏話を明かしました。
■「ブームというのはお湯でいうと沸騰している状態」福山雅治、濱田龍臣にエール!
また、当時の濱田さんの人気をどう思っていたのかを聞くと、福山さんは「嬉しかったです。『いいぞ、もっとやれ!』と思っていました」と心境を告白。
一方で「ただ、老婆心ながら心配もありました。ブームというのはお湯でいうと沸騰している状態。ずっとブクブク沸騰していたら気化して蒸発してなくなってしまいます」と濱田さんを心配もしていたとのこと。
また、福山さんは「ではそのあとどうやって自分でまたブームを作っていくのかということを考えて、ある程度の高い温度をキープしながら活動を維持できるようになってほしいなと陰ながら思っていました」と父親のように濱田さんを温かく見守っていたことを明かします。
この話を聞いた濱田さんは「めちゃくちゃ嬉しいですね。今も、福山さんのライブにご招待していただくことが何回かあって、その時に機会がある時は面会なんかもさせていただいてお話しさせていただく機会もあったりしたので…。でも、こうやって当時のこととかもお話ししてくださるのはすごい嬉しいですね」と、笑顔を浮かべました。
■こんなん泣くじゃん!福山雅治、濱田龍臣にまるで“父の教え”をメッセージ「立派じゃない部分」が必要になる時は「僕が教えます」
さらに、福山さんは「『植物』のごとくすくすく育っていく龍臣君を見て『大樹に育てよ』と思いながら毎年の成長を感じていました。22歳の僕なんてひどいものでした…。仕事がなくてそれに比べて龍臣君は立派!でもちょっとダメなところも経験して、初めて人間としての魅力が形成されていくとも思うので、もしそんな立派じゃない部分が自分に足りないのであれば僕が教えます(笑)」とエールをおくりました。
まるで父親が息子に宛てたようなメッセージだった事もあり、MCのバナナマン・設楽統さんは「いつかお父さんみたいに〜」と福山さんの楽曲『家族になろうよ』の歌詞を口ずさみます。
福山さんのこのメッセージついて、濱田さんは「すごい嬉しいです。ちょっと言葉が出てこないくらい自分に響きましたね」と感極まったようでした。
一方で、設楽さんは「いいですね、僕も自分に言われたことのように思います。いつか父さんみたいに…」と話し、笑いを誘うのでした。
今回の放送について、ネット上では「設楽さんの『家族になろうよ』最高です」「ましゃからのコメントもらい泣きしました。ましゃは、父ですね(笑)」「ましゃから龍臣くんへの温かいメッセージ愛を感じたわ、家族になろうよを口ずさんだ設楽さんまで(笑)自分に言われたことのように受け止めてたし」などのコメントが上がっています。
父のように濱田さんのことを応援している福山さんの言葉に視聴者もグッときたようです。
芸能界でトップを走り続け、酸いも甘いも経験したことがある福山さんだからこそ、言葉に深みがありましたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)