毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion & Music Book』。
11月11日の放送では、堂本さんの存在に救われたというリスナーの方からメッセージが届きましたが、それに対する堂本さんの対応が話題となりました。
(画像:時事)
■“2つの夢”を叶えるため…中学生の頃から乗れなかった新幹線を克服!
番組には、高校生の頃から堂本さんのファンだというリスナーの方からメッセージが届きます。
平安神宮で開催される奉納演奏に行ってみたい、奈良県に行ってみたいという2つの夢を抱いてましたが、中学生以来新幹線に乗ることが怖くなってしまい、諦めてしまっていたそうです。
しかし、突発性難聴に苦しめられながらも挑戦を続ける堂本さんの姿に勇気をもらい、今年に入ってから新幹線に乗る練習をスタートさせ、“色々な方法”を経て2つの夢を叶えることができたそうです。
このエピソードを伝えられた堂本さんは、メッセージの中にあった「色々な方法」という言葉に触れます。
「その“色々な方法”を是非、このラジオに送って欲しいです」と切り出した堂本さんは「これは、僕を含めてたくさんの人を救いますよ。このI Knew Meは」と熱望しました。
■堂本剛「パニック症はなりたくてなっているわけじゃない」
また、堂本さんはリスナーの方のラジオネームを見てパニック症に悩まされてきたことを察知すると、「パニック症の人って、電車に乗っているのが怖いってなる人がほとんどで。閉鎖的な空間が怖かったりで。自分でハンドリング、コントロールできない時間が怖くなるんですよね」と話します。
「何度も言うけど、パニック症は別になりたくてなってるわけじゃない。僕もそうだけど」と前置きした上で、「神経的なものもあるんじゃないかなって、僕は長年経験してて思うので」と続けた堂本さん。
最後には再び「色んなパニック症で苦しんでいる人の救いになると思うので」と念押ししつつ、“色々な方法”を教えて欲しいとラジオ越しに伝えました。
■堂本剛、リスナーの存在でライブに挑戦し続ける意義を再確認「また改めて深く理解させてもらいました」
また、堂本さんはこのリスナーの方からからの真っ直ぐなメッセージを受けて「大変な想いの中でも会いに来てくれたこと、本当に嬉しいなと思います」と率直な気持ちを明かします。
「こういう人たちがたくさんいるなってことは理解してたけど、また改めて深く理解させてもらいました」と話した堂本さん。
「自分はそのイベントをやるということ、イベントに対してトライし続けることがいかに大事なのか教えてもらいました。本当にありがとうございました」と、メッセージを通して自身のエピソードを伝えてくれたリスナーに感謝しました。
ネット上では、「わぁ!夢が叶ったお話!素敵ーー!!」といった感想だけでなく、「確かに克服方法教えてほしいなぁ。私は新幹線は大丈夫だけど電車とかが苦手だから参考にしたい!」や「つよしくんの言うように色んな方法知りたい人、きっとたくさんいると思う」など、堂本さんと同じくこのリスナーの方の克服方法が気になっていると言う声も多数見られました。
勇気を出して一歩を踏み出したリスナーの方が、勇気を踏み出す要因となった堂本さんに感謝を伝え、その克服方法を当の本人である堂本さんが知りたがるという構図から、単なるアイドルとファンの関係性ではなく、お互いを曝け出して信頼し合っていることが伝わってきました。
ご本人の負担でないのであれば、この方の克服方法が共有され、救いとなる方が増えると良いなと願っております。
【番組情報】
堂本 剛 とFashion & Music Book
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20231111220000
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)