10月15日、ロックバンド・スピッツの草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」(TOKYO FM)が放送。
草野さんがSNSに広がる“ギターソロ不要論”ついて言及し、注目を集めています。
■スピッツ・草野マサムネがが後輩アーティストのMCに感動「俺も真似させてもらおうかな」
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
【あなたの好きなギターソロリクエスト🎸part1】
錚々たるギターレジェンドの名前が並ぶのかと思いきや…⁉️
「ギターソロってやっぱりいいよね👍」な漫遊にお付き合いください🎸🎶#TOKYOFM #radiko
📻https://t.co/72tHGiVGPY pic.twitter.com/t2447Tz69q— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) October 15, 2023
今週は、リスナーからのオールリクエストで「あなたの好きなギターソロリクエスト」を特集。
リスナーから寄せられた好きなギターソロがある曲をかけていきます。
あるリスナーは、ロックユニット・GLIM SPANKYの『大人になったら』をリクエスト。
リスナーによると、GLIM SPANKYのライブに行った際、ギターの亀本寛貴さんがMCで「歌やメロディーで表現できない風景を、ギターソロは表現するんだ」という名言を放っていたそうです。
SNSなどでは“ギターソロ不要論”が囁かれている昨今。
タイムパフォーマンスを重視する今の世代の若者は、ギターソロを飛ばして曲を聴くというのです。そうした考えに対抗するような亀本さんのMC。
また、リスナーによると、『大人になったら』はアウトロのギターソロがかっこよく「最後にもう一度歌の世界観を突き付けられて、グンと曲のスケールが広がる」のだそう。
そのギターソロを聴いていると、上手に世渡りできても本当にそれでいいのか、若い頃の大人になることへの疑問は本当に解けたのかと問い直したくなるのだそうです。
■「気持ちを言語化してくれてありがとう」GLIM SPANKY亀本寛貴に敬意
リスナーのお便りを読み「これですよ、これ」と強く共感する草野さん。
「亀本くん、ギタリスト皆の気持ちを言語化してくれてありがとう」と、どうやら草野さんも亀本さんと同様の思いを持っているようです。
そして「ギターソロとは?っていう問いが出た時は、俺も真似させてもらおうかなと思います」と宣言。
また「GLIM SPANKYではね、松尾レミさんのエモーショナルな歌と、亀本くんのギターソロとの対比がめちゃめちゃかっこいいと、いつも俺も思っています」と、GLIM SPANKYの音楽の魅力についても語りました。
■リスナーもギターソロの魅力再確認「どれもめっちゃかっこいい」
ギターソロリクエスト特集を通し、草野さんは「(映画評論家の)水野晴郎さんじゃないけど、『ギターソロってやっぱりいいもんですね』っていう気持ちを新たにしました」とコメントしました。
今週の放送に対し、ネット上では「ギターソロ大事ね!ピコピコ電子音系の音楽も好きだけど、生演奏するバンドもずっと続いて欲しい!」「ギターソロ特集、どれもめっちゃかっこいいな。特にグリムスパンキーめちゃくちゃかっこいい」「GLIM SPANKYの亀本さんのお言葉しっくりきました」との声が上がっています。
リスナーのコメントを念頭に置きながら『大人になったら』を聴くと、確かにアウトロのギターソロが無くてはならないものだということがとてもよく分かります。
今週の特集を通して、改めてギターソロの魅力を知ったリスナーも多いのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)