9月11日、草なぎ剛さんのYouTubeチャンネル「ユーチューバー草彅チャンネル」では、草なぎさんが主演を務める映画「ミッドナイトスワン」について熱い思いを語り、話題になりました。
(画像:時事通信フォト)
■草なぎ剛「新しい地図の3年は…より深く濃いものになってる」
今回の「ユーチューバー草彅チャンネル」では、草なぎさんが主人公の凪沙役として主演を務める映画「ミッドナイトスワン」の宣伝を兼ね、作品への思いを語ります。
これまでの出演作品が全て代表作だという草なぎさんが「思い出が年々強くなっていくよね」とコメント。続けて「特に新しい地図の3年は、新しい環境になって来てやった作品はやっぱり、より深く濃いものになってる」と、ここ3年間の作品に対する思いを告白。
今回、草なぎさんは「ミッドナイトスワン」でトランスジェンダーという難しい役を演じています。草なぎさん曰く、その役を演じるに当たって、事前にトランスジェンダーの方と話をする機会があり、そのことが演技に活かされたのだとか。
作品の試写では、心に「グ~ッ」と来るものがあったという草なぎさんが「僕の中にある『凪沙』というものを形にできたな」と、スタッフや周囲の支えにも感謝しながら、満足のいく演技ができたことを語りました。
■無心で演じた草なぎ剛「初めてかもしれません」
また「ミッドナイトスワン」で一果役を演じた新人・服部樹咲さんの話題になると、草なぎさんが「とってもピュアで、今まで演技したことがない彼女が僕の目の前で、本当に一果として存在してくれたことが僕の一番の役作りになって」とコメント。
撮影前、草なぎさんは、どう役を作ればいいのかと不安もあったそうですが、服部さんのおかげで役作りの方向性を掴むことができたそうです。
草なぎさんが「僕自身は困ったこととかなくて、その時その時で集中できたのかな。後先考えずにお芝居ができてとても良い環境でした」と、共演者にも恵まれたことを明かします。
さらに「ここまで何も考えないで演じたのは、初めてかもしれません」と、無心になって演じることができたと語りました。
■草なぎ剛『ガキ使』と『ミッドナイトスワン』の不思議な“縁”明かす!「僕も引き出してもらった部分が…」
「ミッドナイトスワン」の監督である内田英治さんは、昨年「全裸監督」(Netflix)の監督を務めたことでも話題となっていました。
「年末の『ガキ使』とかで、不思議な巡り合わせで、僕も今年それがスタートというか」と、「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」(日本テレビ系)で、自身が全裸監督の村西剛役をオマージュしたネタを披露したことを振り返った草なぎさん。
続けて「縁があるなぁ」と、偶然にも演じた「全裸監督」と「ミッドナイトスワン」の監督が同じ人物であったことに、感慨深い思いを告白しました。
内田監督にしか撮れない映像や演出について、草なぎさんが「僕も引き出してもらった部分がたくさんあるので、また違った形で一緒にお仕事できたらなと思う」とコメント。
最後に「監督にとっても最高の作品になってほしいし、僕にとってもそうだし、みんな出演、携わった方にとって、今までの一番の作品になってもらいたいのでね…宣伝活動がんばりたいと思います」と、映画を多くの方に見てもらうための意欲を語りました。
ネット上では「いつも代表作だと思ってやってる。そういうつよぽんが大好きです」「無意識で演じてたなんて、つよぽんってやっぱり天才」「必ず!必ず観に行きます!草彅剛代表作」などの声が上がっています。
何も考えずに演じることができて、新境地を開いたという草なぎさん。そんな映画の内容がますます気になって、早く観たいという思いが強くなったという人もいたのではないでしょうか。
(文:ししまる)