夫・山下達郎が分析する竹内まりやの魅力とは?岡田有希子への思いも告白したNHK特番が話題

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3月26日にNHK「竹内まりや Music&Life ~40年をめぐる旅~」がオンエア。久々にテレビに登場した竹内まりやさんは、楽曲を提供した岡田有希子さんについて語るなど、番組に反響が寄せられています。

「自分のためなら思いつかない言葉やメロディが」作詞・作曲業を語る

シンガーソングライター・竹内まりやさんに密着したNHKの番組「竹内まりや Music&Life ~40年をめぐる旅~」。1978年にバックコーラスのアルバイトがきっかけで、デビューする事になったという竹内さん。デビュー以来、2曲連続でCM起用され、坂本九さんら大物歌手とも共演するなど順風満帆な活動をしていたはずですが、過密スケジュールが喉に負担を掛ける事になったそうです。

歌が歌えなくなるほどのハードスケジュールに疑問を持った竹内さんは、人気絶頂の中、歌手活動を一旦休業する事を決意します。休業中に山下達郎さんと結婚し、竹内さんが家庭を大事にしながらも音楽に関わるために辿り着いたのが作詞・作曲。河合奈保子さんの「けんかをやめて」や薬師丸ひろ子さんの「元気を出して」など、多くの人に楽曲を提供する事になります。楽曲提供について、竹内さんは自分のためなら思いつかない言葉やメロディが思いつくとその意義を解説。音楽のバリエーションを広げてくれた楽曲提供は好きだと語られていました。

「思い入れが深い分だけ逆に歌えなくて」岡田有希子について語る

「亡くなった人の分まで生きている人・生かされている人は頑張らなくちゃ」と語るなど、50代になり、「限りある命」や「残された時間」について考えるようになったという竹内さん。年齢を重ねる事で向き合えるようになったというのが今から33年前に亡くなった岡田有希子さんの歌。デビュー曲「ファースト・デイト」などの楽曲を手がけ、歌入れには必ず駆けつけるなど深い関係にあったという竹内さんと岡田さん。「初めまして」というあいさつや「着ていた洋服」など今でも岡田さんの事を思い出すと語る竹内さんは、「もうちょっといろんな事を話せたら良かった」と当時を回想します。

続けて、「(彼女の)悩みを聞けてたら、違ってたのかな」とも語り、何度も岡田さんの曲を歌おうとした事があったそうですが、「思い入れが深い分だけ逆に歌えなくて。だけどまあ、もう33回忌でね。やっと有希子ちゃんのメロディーを歌える気持ちにはなれたって感じですかね。なんか天国で彼女が聴いてくれたら喜んでくれるのかなと思いながら一生懸命歌ってみようと」と岡田さんのデビュー曲「ファースト・デイト」をセルフカバーする事になった心境の変化についてコメントしました。

番組では、「ファースト・デイト」をレコーディングする様子も流れたのですが、竹内さんは曲の直筆歌詞をスタジオに持参していて、岡田さんへの想いを強さを感じさせるシーンでした。

夫・山下達郎が分析する竹内まりやの魅力

ネットでは放送を見た人から、「竹内まりやの歌うファースト・デイト。泣けます…。」「昨日NHKで竹内まりやさんの特集で岡田有希子ちゃんを取り上げてくれてありがとう嬉しかったです!」などの声があがっていました。他には、「まさかのユッコ(岡田有希子)貴重な想い出話…もうすぐ命日か(4月8日)」と岡田さんの命日と重ねるコメントもあります。休業の話や楽曲提供の話以外に、岡田さんの話が出た事に驚いた人は多かったようです。

楽曲提供という立場で岡田さんと関わった竹内さんの実直な想いを聞けたのは、貴重なインタビューとなりました。他にも、番組内で山下達郎さんが、「全ての作品に通底しているのが人間存在に対する強い肯定感です」と、竹内さんの曲が長く受け入れられてきた理由を語る所も良かったところ。「人間存在に対する強い肯定感」というのは、彼女の音楽の魅力を端的に表した言葉ではないでしょうか。(文:かんだがわのぞみ)

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