1月30日放送の「SONGS」(NHK総合)では、音楽ユニット・ずっと真夜中でいいのに。がゲストとして登場。ずっと真夜中でいいのに。のACAねさんが10年後の願望を明かし話題を集めました。
■川谷絵音が感じたずっと真夜中でいいのに。のすごさとは?
【スタジオにも注目です】
明日23:00~ #SONGS は
ずっと真夜中でいいのに。TV初出演!「廃墟のテレビ局」がテーマの特設ステージで3曲生演奏!
ネット発の大ヒット曲 #秒針を噛む
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— NHK SONGS (@nhk_songs) January 29, 2021
今回、ずっと真夜中でいいのに。が出演するにあたり番組には川谷絵音さんからVTRでメッセージが。
川谷さんは「ずとまよココがスゴイ!」というポイントに「裏切りメロディー」をあげました。
このことについて、川谷さんは「メロディーが予想できなかったんですよ。Aメロ、Bメロ、サビっていうよりはBメロにもう1個あったりとか、Aメロがなんか2段階になっていたりとか…。すごくキラーメロディが色んな種類入ってて、すごく良い意味で裏切られたというのがあって」とプロ目線でずっと真夜中でいいのに。の音楽を分析します。
一方で、川谷さんは「すごく繊細な人なんだと思うんですけど、なんかでも、真っ直ぐな人ではないんだろうなっていう良い意味ですよ」とユーモアを交えて話すと、VTRを見ていたずっと真夜中でいいのに。のACAねさんは思わず苦笑い。
また、川谷さんは「僕だったらこれにしないなというリズムとかがあるんですよ。これ歌うとカクカクしちゃって、何か下手に聞こえちゃったりとかするような歌いまわしが結構サビの最後の方にあるんですよ。で、もう1回イントロが来る時に気持ちよくいきたいから、大体気持ちよくスパーンって終わるメロディーにするんですけど」とコメント。
続けて、川谷さんは「何かガガガガッて変なリズムになったりするんですけどそれが気持ちよく聞こえるというのが新しいなと思って、絶対曲の中で裏切ってやるぞっていう意思を僕は感じるんですよね。でもそれにやっぱりいいなって僕は思ってしまうので、何かやられたなと毎回思いますね」と、ずっと真夜中でいいのに。の楽曲を絶賛しました。
■「ずっと真夜中でいいのに。っていうバンド名がもっと恥ずかしく」ACAね、10年後の願望を明かす!
今回、番組が募集した視聴者からの質問にACAねさんが回答していきます。
その中で「10年後の願望は?」という質問があり、ACAねさんは「いつも音楽を作るにあたって恥ずかしいっていう気持ちとか、痛い醜い自分みたいなところから湧いてくるじゃないですか。そういう吐露が…」とコメント。
続けて、ACAねさんは「だから10年経って、ずっと真夜中でいいのに。っていうバンド名がもっと恥ずかしく、より恥ずかしく感じて、その時によりまた良い曲が作れるような気がして…。だからこの名前に縛られていきたいなって思いますし、ずっと恥ずかしさと自分を疑う気持ちを忘れず、どんな形でも作っていけたらいいなと思います」と独特な表現で10年後の願望を伝えました。
今回の放送について、ネット上では「ずとまよの10年後の展望めっちゃよかったな〜夜行性の人間にいつまでも寄り添ってくれる感じがする」「SONGS最高だった!ACAねの考えに触れることができて、今よりもっとずとまよが好きになりました!」「知れば知り得るほどACAねさんが好きになりました…10年後もずとまよを追いかけていたいです」などのコメントが上がっています。
ACAねさんが明かした10年後の展望の回答は哲学的でとても印象的だったのではないでしょうか。
また、川谷さんがずっと真夜中でいいのに。の楽曲に惚れ込んでいるのも伝わってきましたね。
(文:かんだがわのぞみ)