サカナクション山口一郎『自分が悩んできた事に光をくれたような気がします』"万能の天才"ダビンチと対峙

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11月17日放送の「NHKスペシャル シリーズ ダビンチ・ミステリー第2集『"万能の天才"の謎~最新AIが明かす実像〜』」に、サカナクションVo.山口一郎さんがナビゲーターとして出演。万能の天才「ダビンチ」の思考を読み解く世界初のプロジェクトに密着しました。


(画像:時事通信フォト)

万能の天才「ダビンチ」の驚くべき思考に最新AI解析が迫る


ダビンチの手稿には、上空からの精密な地図や、肉眼では見ることができない心臓の血液の流れなど、当時の時代を超越した知識が記されています。

教育を受けていないダビンチが、なぜあらゆる分野で天才性を発揮できたのか?手稿に記された"言葉"を人工知能(AI)で解析し、ダビンチの脳内を再現することでその謎を明らかにしていきました。

ダビンチが35歳を過ぎてから科学の単語が急増する「知の爆発」が何度も起きていたそう。例えば「血液」の言葉では、「流れ」や「運河」という異なる分野の言葉とつながり、さらに分野ごとにも緻密な研究を行なった上で全体を結びつけており、ダビンチが"システム思考"の持ち主だと分析。

名画「モナ・リザ」の微笑みも口元の筋肉を研究した上で描かれたもの。ダビンチが生涯手元に残していた絵画には、数学や地質学などあらゆる科学研究の成果が詰め込まれていたそうです。

アートとサイエンスを融合した作品に、山口さんは「1枚に込めた時間や気持ちは、目に見えない重さとして500年後にも届いてくるんだなって、すごく勇気が湧いてくる」とコメント。そして「何か混ざりあった時に生まれる爆発力。そういうものにヒントがあるんだろうな」と語りました。

サカナクション山口一郎『自分が悩んできた事に光をくれたような気がします』

自由な思考で芸術と科学の2つの領域を行き来しながら、革新的な作品を生み出したダビンチ。

その姿に山口さんは、NHKスペシャルwebサイトのインタビューで「自分が悩んできた事に光をくれたような気がします」と語っています。

山口さんは以前、音楽作りがビジネス優先になる狭間で、「"ライフ"ワークではなく、"ライス"ワークとしてやっていくことに抵抗があった」と葛藤を口にしていました。

今回、山口さんはダビンチと対峙して「(ダビンチは)モナ・リザだったり、自分の中だけで完結させるライフワークとしての仕事もしている。("ライフ"と"ライス"の)2つを抱えながら、自分を保っていったんだんだなと」コメント。

「自分が興味を持ったものを掘り下げていって、それをライスワークとしていければ…」と、音楽との向き合い方に対して大きなヒントを得たようです。

新しい音楽作りの気配にファンも歓喜

山口さんは、ダビンチへの旅を終えた後、その感動を伝えようとTwitterなどのSNSで頻繁に情報を発信。

Instagramのライブ配信では、番組にも出演した東京造形大学の池上英洋教授を招いた対談を企画したり、「焼きナス・ミステリー」なる手作り料理を披露しながら親しみやすさでアピールしたりと、山口さんがダビンチに大きく心を揺さぶられたことが伺えます。

ネット上には、「この機会があって本当に良かった。これから一郎さんから産まれる音楽も本当に楽しみです」「霧が晴れてきたみたいで本当によかったです。ダビンチと出逢うのにとてもいいタイミングだったのかも」「これからも一郎さんが好きな音楽、サカナクションが好きな音楽を追求して、楽しみながら音楽を造っていってください」と、感動を共にするファンの声が上がりました。

音楽との向き合い方に光を得た山口さん。サカナクションはこれからどんな音楽が生み出していくのか、これからも本当に楽しみですね。

「ダビンチと向き合ってわかったこと」のインタビューはこちらからご覧ください。
https://www.nhk.or.jp/d-garage/program/?program=183

(文:MAIKO)

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