毎週木曜日の深夜に放送されているテレビ番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)。6月2日の放送では、フォーリンラブのバービーさんが下着をプロデュースすることになった経緯を明かし、注目を集めています。
■下着プロデュースのきっかけは自身の悩みから!?SNS投稿で"ある悩み"の需要を認識!
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お笑い芸人として活躍する傍ら、大手下着メーカー・PEACH JOHNで下着をプロデュースしていることが話題となっているバービーさん。2020年2月に販売がスタートすると、注文が殺到。通常の10倍以上のアクセス数となり、1分に100枚以上の売り上げを誇りました。
バービーさんは下着のプロデュースに興味を持ったきっかけとして「私、元々微妙なサイズ感があって。元々悩みがあったんですよ。なんかしっくりこないな〜って」と悩んでいたことが始まりだったと言います。
「ちょうど30歳すぎくらいから地元の町おこしをやるようになって、その関係で経営者にたくさん会うようになったんですね。それで『ちょっと、地元の町おこしだとお手伝いできないけど、なんか他にやりたいことないの?』って聞かれた時に『そういえば私、元々胸困ってたわ』ってなって。そこで『下着やりたいです』って言ったんですね」と続け、町おこしの仕事きっかけで下着の仕事を切り出したそう。
大量生産ではカバーできない微妙なラインのサイズ感の下着不足を感じており、SNSで「サイドボーンのアザを載せた」ことで、需要があることを認識できたと話しました。
■下着プロデュースで成功したバービー、その過酷すぎる道のり「変な西麻布のパーティー」に呼ばれたことも
こうした悩みを抱えている人が自分だけでないことから、下着プロデュースの方向に向けて動き出します。
しかし、バービーさんの考えに賛同してくれる企業はなかなか現れず「自分でメーカーさんを見つけなきゃっていうので、夜な夜な会食会食パーティーパーティーで。色んなところに足を出向いて」と、当時の苦労を告白します。
中には「変な西麻布のパーティーとか」に呼ばれたこともあったそう。トントン拍子に進んだ企業でも、最終的に「芸人プロデュースの下着なんて買う人いますかね?」となり、企画が白紙に戻ってしまったこともあったのだとか。
■八方塞がりのバービーを救った人物とは!?「そこだけは全然コネがなくて…」
行き詰まっていたバービーさんを変えたのが、番組で一緒になったスタイリストさんだったそう。
「そのことをスタイリストさんに初めてポロッと言ったら『え、俺PEACH JOHNと仕事してるよ。行ってみたの?』って言われて。そこだけは全然コネがなくて、行ってみるチャンスをいただいて『じゃあこれはもう、チャンスを逃しちゃダメだ』と思って、デザイン画とコンセプトをちゃんと決めて、提出して、プレゼンをさせてもらった」と、人とのつながりが大きなチャンスを生み出したこと話を披露します。
バービーさんのプレゼンの甲斐もあって、無事に企画は通り、下着のプロデュースが決定。今では、以前まで取り扱いのなかったサイズまで幅広く展開するようになったようです。
バービーさんは「今は第4弾まで」販売しており、制作に至るまでの過程などにも言及。「デザイン画は私が全部シャーペンで描きます」「広報活動に関する会議も全部出て」など、まるで社員であるかのような働きぶりを明かし、スタジオメンバーを驚かせました。
実際にプロデュースするに至るまでのバービーさんの苦労が鮮明に伝えられており、非常に興味深かったですね。
【番組情報】
じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~
https://tver.jp/lp/episodes/ep6l9mhg7z
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)