6月3日放送の「あさイチ」(NHK総合)の「プレミアムトーク」では、稲垣吾郎さんがゲストとして登場。稲垣さんが2019年下半期のNHKの連続テレビ小説『スカーレット』について語り話題を集めました。
(画像:時事)
■稲垣吾郎が芝居の魅力に気づいたのは朝ドラだった?
MCの博多華丸・大吉の博多大吉さんが「吾郎ってもともと(芸能界の)世界に入ったのはお姉様が勝手に応募したパターンですよね」と尋ねると、稲垣吾郎さんは「そうですね。兄弟が応募するっていう」と応えます。
続けて、稲垣さんは「全くやりたい事がなくて中学2年生の時だったんですけど部活動もやっていなくて、あまり人と交わるのが苦手なタイプだったのでいわゆる帰宅部じゃないですけど友達もそんなに多くなかったので…。ちょっと面白そうだなと思って、逆に親とかがやった方がいいわよってなっちゃって。自分の殻に閉じこもる方だったので」と当時の記憶を回顧。
そんな稲垣さんは1989年(平成元年)に放送されたNHKの連続テレビ小説『青春家族』に出演しドラマデビューを果たしました。
この作品について稲垣さんは「この世界面白いなと思って、それでお芝居をやったら忘れもしないんですけども、平成元年の時にこのNHKの朝ドラがデビューなんですけど、これは楽しいなと思ってしかも初めて褒められたんですね」とコメント。
また、稲垣さんは「芸能界入ってまもないころだったんですけど、歌も踊りも苦手だったのであまり褒められた事がなかったので、お芝居したら初めてその時共演した大先輩の方々に褒めていただいたので…。それで調子に乗っちゃって今に至るという感じで」と演技を褒められた事が今に繋がったと語りました。
■稲垣吾郎、31年ぶりの朝ドラ出演に心境告白「朝ドラに途中参加ってすげぇ…」
そして、2019年下半期の朝ドラ『スカーレット 』で、医師・大崎茂義を演じた稲垣さん。
VTRで大崎が主人公・川原喜美子(戸田恵梨香さん)に息子・武志(伊藤健太郎さん)が慢性骨髄性白血病である事を告げるシーンが流れると、稲垣さんは「緊張したな」とポロリ。
「朝ドラに途中参加ってすげぇ緊張しますね。ちょっと転校生みたいな感じで出来上がってるし、本当その家族に見えるし」と撮影を振り返る稲垣さん。朝ドラ出演は『青春家族』以来、31年ぶりだったそう。
そんな稲垣さんは「関西だったんですけどすごく楽しかったですね。戸田さんもテレビで見ている家族がそこにいるという感じで不思議ですよね、途中参加するとね。でも関西弁の生活も楽しかったです。普段はずっと東京にいるのでお仕事だと地方に行けるので、舞台もそうですけど楽しかったです」と久々の朝ドラ出演を楽しんだ事を明かします。
さらに、稲垣さんは「また朝ドラ呼んでいただきたいです。NHKさん頼みますよ」とアピールしました。
今回の放送について、ネット上では「吾郎さんが朝ドラスカーレットに出たとき嬉しかったな、やっぱり緊張したんですね。わぁお皿見せてくれてありがとうございます!また、朝ドラ出演お願いします!」「デビューが平成元年の朝ドラそれ以来ぶりの朝ドラ、スカーレットすげえ緊張した、と吾郎さん」「大崎先生、好きだったなぁ。朝ドラ出たい!吾郎さんがお願いしています!宜しくお願いします!」などのコメントが上がっています。
稲垣さんのように大きなステージを数多く踏んでいる人でも緊張するという朝ドラの撮影現場。撮影中の独特の雰囲気が伝わってくるエピソードでしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)