5月19日、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之さんのYouTubeチャンネル「ナイツ塙の自由時間」では、ゲストに放送作家の飯塚大悟さんを招き、放送作家という仕事についてトークする動画を公開。知られざる実態が明かされ注目を集めています。
■放送作家は誰でもなれる?ナイツ塙の後輩放送作家が内情ぶっちゃけ告白「面白くない人でもやっている」
塙さんと同じ大学の落研で5つ下の後輩だという飯塚さん。今回の動画では、塙さんが飯塚さんに放送作家の仕事について聞いていきます。
「放送作家になるにはさ、どのスキルが一番大切なのかな」と質問する塙さん。すると、飯塚さんは「僕は誰でもなれるっちゃなれるのかなと思う」と答えます。
そして「得意不得意があるので、お笑い的なことがすごい上手な人もいれば、情報番組で情報を正しく伝えるっていうのが得意な人もいる」と前置きしたうえで「与えられたことをちゃんと処理して、経験に基づいてやるっていうことがちゃんとできれば、ある程度できるのかな」と語りました。
また「(放送作家には)天才っていうのがあんまりいないんですよ」と言う飯塚さん。「ぶっちゃけ、言い方悪いんですけど、面白くない人でもやっている人がいるなっていう感じはありますね」と、飯塚さんから見た放送作家業界を赤裸々に語ります。
■放送作家・飯塚大悟氏が本音で明かした「使いやすい芸人」あのコンビだった!
また、塙さんは「今作家さんの中で、この人を使いやすいとかっていうの(ある)?やっぱかまいたちとか?」と質問します。
これに対し「タレントの力が強くなってると思うんですよ」と飯塚さん。「だから割と、演者が出る番組を今までより選ぶ時代なのかなって気がする」と、放送作家側というよりは出演者側が番組を選んでいると言います。
放送作家側が選ぶとすれば「千鳥さんやかまいたちさんみたいなのはもう、めちゃくちゃ多分オファー来ると思う」と2組のお笑いコンビの名を挙げる飯塚さん。
もっとも、今は「使いやすいっていうか、逆にやってもらえる企画を考える」と言い、出演者が選んでくれそうな企画を考えるとのこと。
飯塚さんの話を受け、塙さんは「そう考えるとやっぱり、デビュー1年目ぐらいからずっとお世話になっている番組以外は、ある程度芸人の方も合う合わないは少し精査してくるだろうしね」と、芸人側が出演番組を選ぶこともあると語りました。
■放送作家の生の声に視聴者「作家さんのこと知れて良かった」
他にも、テレビの台本でのボケの扱いや、今後やりたいテレビの企画などの話を語ってくれた飯塚さん。
今回の動画に対し、ネット上では「飯塚さんのおかげで色んな芸人さんとか面白い番組たくさん知れていつもありがたいです!」「構成作家さんのこと知れて良かった」「最近飯塚さんが関わった番組でいうとヤギと大悟めっちゃ好き」との声が上がっています。
普段はあまり聞けない放送作家の生の声を聞くことができ、仕事内容に興味をひかれた視聴者も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
ナイツ塙の自由時間
https://www.youtube.com/watch?v=ARLaKnDC0B8
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)