春の「オールスター感謝祭」の後に放送され、本家「オールスター感謝祭」を上回る面白さと好評だった「オールスター後夜祭2018秋」が10月6日深夜に放送されました。
2度目の放送となった今回は、放送中にMCの有吉弘行さんが過去に本家「オールスター感謝祭」で起こった島田紳助さんの「東京03」恫喝事件をパロディにして話題を集めています。
島田紳助の「東京03」恫喝事件とは?
そもそも島田紳助さんの「東京03」恫喝事件とは2009年10月3日放送の「オールスター感謝祭」で起こった出来事でした。
番組の中でシルクドソレイユの舞台が行われている最中にMCの島田紳助さんがお笑いトリオ「東京03」に怒りをあらわに恫喝する場面がカメラに写り込んだのです。
生放送中でありながら、ブチ切れた島田紳助さんの様子や、その後に「東京03」が番組参加をストップしたことが様々な憶測を呼びました。
後日、「東京03」が語ったところによると、放送当日、島田紳助さんへあいさつに行くタレントが多く、迷惑をかけてはいけないと考えて島田紳助さんへあいさつに行かなかったことが起因しているのだとか。
このことに対して島田紳助さんが「あいさつに来ていない」と生放送中に「東京03」を恫喝したのが事件の真相として広まっています。
有吉さんが「東京03」恫喝事件をついにパロディに
TBS春秋の風物詩「オールスター感謝祭」のセットをそのまま使って行われる「オールスター後夜祭」。番組MCは有吉弘行さんと乃木坂46の高山一実さんが前回に引き続き担当しています。
このあと25:03〜生放送のTBS系「オールスター後夜祭'18秋」に高山一実が出演いたします!前回に引き続き2回目となる番組MC、是非ご覧ください! pic.twitter.com/26bZiYK4zH
— 乃木坂46 (@nogizaka46) 2018年10月6日
総合演出を「水曜日のダウンタウン」で知られる藤井健太郎プロデューサーが務めるだけあって、「オールスター後夜祭」はお笑い好きにはたまらないシーンが目白押しです。
例えば、過去に事件を起こした酒井法子さんをネタにした問題や、長嶋一茂さんの落書き騒動をネタにした問題など本家では放送できない過激な内容が笑いを誘います。
盛り上がりを見せる中、番組はCMに入り、CMが終わり放送が再開したと思った瞬間、画面には「キングオブコント」に優勝したお笑いトリオ「ハナコ」に怒りをあらわにして詰め寄る有吉さんの姿が映し出されます。
有吉さんを止めに入った周りの芸人からは「あいさつしないと」という声がチラホラ…。
島田紳助さんの「東京03」恫喝事件のパロディを匂わせた有吉さんに、視聴者から「よくやった」と喝采の声があがりました。
お笑い芸人ハナコの秋山さんや、書評家の吉田光雄さんもツイートで反応しました。
一生忘れられない最高の後夜祭でした。
早く、早く帰って録画が見たい!!!#オールスター後夜祭
— ハナコ 秋山 (@LittleGuyAH) 2018年10月6日
オールスター後夜祭で島田紳助暴行騒動オマージュ!
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) 2018年10月6日
過去にも恫喝事件パロディへの願望をツイートしていた有吉さん
絶賛された今回の有吉さんの「東京03」恫喝事件をパロディですが、過去にこれをパロディにするチャンスがあったのに自尊心が邪魔して出来なかったことを明かしていました。
恫喝するパロディをやるチャンスがあったのに、まあ自尊心を尊重。。。
— 有吉弘行 (@ariyoshihiroiki) 2018年3月31日
今回は見事に「東京03」恫喝事件をパロディを実行した有吉さん。お笑いセンスの高さを見せて株を上げることになりました。ちなみに、藤井健太郎プロデューサーのインスタのストーリーでは、有吉さんの「東京03」恫喝事件パロディの舞台裏の様子が披露されているのでストーリーが消える前にご覧ください。(※2018年10月7日掲載時点での情報です)
(文:かんだがわのぞみ)