3月21日放送の「笑いの正体」(NHK総合)では、ダウンタウン・松本人志さんが出演。松本さんがダウンタウンのネタ作りについて言及し話題を集めました。
(画像:時事)
■【衝撃】松本人志は漫才の台本を作った事が無かった!自身の原点と明かした「カモシカの足のような足」とは…?
今回の番組では、VTRで登場した松本さん。平成・令和の漫才師たちに大きな影響を与えたダウンタウンの漫才について、どのように作られたのか尋ねると、松本さんは「色々やり方なんやけどな…。俺はあんまり漫才は練習したくないし。元々、台本…漫才の台本も作った事もないし」と話を切り出します。
続けて、松本さんは「割とこう日本語…日本語遊び、日本語って面白いなっていうところから俺の根本は来てると思うよ。日本語遊びなんやろな」とコメント。
このタイミングで、例として「カモシカの足のような足」というワードを出した松本さんは「『すごいですねカモシカのような足ですね』っておかしいやろ。じゃここにカモシカの顔があって、全部ここカモシカなんか。それ言うなら『カモシカの足のような足』やろっていうのが多分俺の原点のような気がする」と解説を加えます。
また、ダウンタウンは、同期のハイヒールやトミーズと比べると売れるのが遅かったとのこと。
吉本興業の劇場・京都花月で鍛えられたという松本さんは「ダウンタウンも最後の方は年齢選ばずウケてたよね。ずっと否定しててんけど、そんなジジイ・ババアにウケてもしゃあないと。若いやつにウケな意味ないとか言うてたんやけど、でもやっぱりどっかでウケないと寂しかったんやろね。だからどっかでどんどんアップデートしていったんやろうなぁとは思う」と当時を振り返りました。
■松本人志、相方・浜田雅功にツッコミの指示を出していた?
ここで、相方の浜田雅功さんにツッコミの指示を出していたのか尋ねると、松本さんは「ここだけはこうツッコんでっていうのは何ヶ所かぐらいはあったかも。でも基本的にはそこまでないかな」と返答。
続けて、松本さんは「だから吉本の劇場があることの利点みたいな話はしたけど、終わった後に他のコンビのネタを見れるっていうタダで」とコメント。
さらに、松本さんは「だからタダで劇場毎日のように行って、毎日のように人の漫才見れるから浜田は浜田なりにボタン師匠とか、色んな人のツッコミを多分俺の知らんとこでずっと見てたんやと思う。そんな事を色々吸収して自分流のもんに変えていったんじゃないかな」と浜田さんが自己流のツッコミ方法を確立した過程を推察しました。
今回の放送について、ネット上では「漫才の台本を作ったことがない松本さん…マジですか」「言語センスがずば抜けている松本さんとツッコミの天才浜田さん。この二人がいてのダウンタウン」「『笑いの正体 漫才を解き明かす』がなかなか面白い、ダウンタウンの松本さん頭良いなぁ」などのコメントが上がっています。
「漫才の台本も作った事もない」と明かした松本さん。松本さんの話に驚いた人は多かったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)