3月20日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)では、本編に収まりきらなかった未公開シーンが公開されました。その中で池松壮亮さんが挫折への対処法を明かす場面があり反響を呼んでいます。
(画像:時事通信フォト)
■池松壮亮が数年に一度してしまうこと…「そういう時どうするの?」の質問に対処法を赤裸々告白
今回は本編に収まりきらなかった未公開シーンが特別に公開されました。2月に放送された池松壮亮さん、尾崎世界観さん、松居大悟さんが出演回した未公開シーンでは、松居さんは「『松居さんの作品の中で一番好きです』って結構言われる。それってもう俺のこの作品以外を軽く否定してないかなって」と自作を褒められても複雑な気分になる事を明かします。
この話を聞いた池松さんは「すごい分かる!」と共感しました。
また、松居さんは「鈍感であれば挫折してることに気付かないこともできるけど、すごいホントにちょっとちっちゃい石つまずいたぐらいもこれも挫折だみたいな、すっごい挫折見つけるのが多いのよ」とコメント。
このタイミングで、世界観さんが「それどう?」と話を振ると、池松さんは「毎回立ち直れないぐらい…。毎回ではないけど数年に1回やっぱホントに落ち込むし」と自身の出演作で落ち込む事を明かします。
続けて、池松さんは「色々あると思うんすけど自分の表現に対してもそうだし、やっぱどうしても集団芸術をやっているからその結果に対してとか…。最終的なものとっていうの。後は、自分の普段の理想と現実が掛け違える時にやっぱかなり挫折しいな気はしますね」と本音を吐露しました。
■池松壮亮、挫折の対処法を明かす
ここで、松居さんが「そういう時どうするの?挫折というか落ち込んだ時は」と尋ねると、池松さんは「人に会わない」と返答。
続けて、松居さんが「家にいると…だって1人でいたら膨れ上がってくじゃん。その悔しさとか」と問いかけると、池松さんは「うんうんそうだね…ゆっくり噛んで」と挫折への対処法を明かします。
また、池松さんは「これは見えっ張りの良くないプライドが邪魔してるんでしょうけど、やっぱ人にしんどいとか辛いとかこう何か投げるのが苦手。 それは昔からホントに悪いところ」とコメント。
さらに、世界観さんから「何でだろうね、それ。相手がある程度親身になってくれて、そこに対して反応をくれたらそれはそれで疲れるとかそういう事もあるの?」と尋ねられた池松さんは「救われますよ。 救われるけど…結果ね、やっぱ最終的に自分で決めようとするんですよ。そういう事に相手を巻き込んでしまう事も嫌だし」と本音を吐露。
この話を聞いた世界観さんと松居さんは口を揃えて「大人!」と感心しました。
■3人のトークに反響
今回の放送について、ネット上では「池松君の声って良いね、抑揚の少ないとこ、好き」「池松さん大人だなぁ…!言葉の選び方がいいなぁ」「この回は松居監督のややこしさと池松さんのまっすぐさ、そして尾崎さんのそのままさが素晴らしかった」などのコメントが上がっています。
挫折した時の対処法について「人に会わない」と明かした池松さん。繊細な一面が伺え、その話に引き込まれた人は多かったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)